2013/10/07(月)「薬をやめれば病気は治る」

 薬は化学物質なので体にとっては毒、というのが著者の基本的スタンス。少し極端にも思えるが、素人考えでも高血圧や糖尿病など常用しなければならない薬が体に良いとは思えない。

 著者が飲まない方がいい薬として挙げているのは高血圧、コレステロール、糖尿病、睡眠薬・精神安定剤、胃薬、鎮痛剤、抗生物質、骨粗鬆症、風邪薬、逆流性食道炎などの薬。すべての薬を否定しているわけではなく、短期的に効果的に服用する方法を推奨している。驚くのは牛乳も毎日飲まない方がいいとしていることで、牛乳に含まれるカゼインが「最も強力な化学的発がん物質だ」とするコリン・キャンベル博士の説を紹介している。

 西洋薬が症状を緩和する対症療法であるのに対して漢方薬は体全体の調子を整えることを目指す。対症療法では根本的原因を取り除くことはできないのでこれは理にかなった方法だ。著者が進めるのは薬食同源の考え方で、これはもっともだと思う。サラッと読める本なので何らかの薬を毎日飲んでいる人は読んで見た方がいい。

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