2009/01/05(月) 全米批評家協会賞

作品賞は「バシールとワルツを(Waltz with Bashir)」というイスラエル製アニメとのこと。監督はフォルマン。IMDBによると、大変評価が高い(Vals Im Bashir)。どんな映画か楽しみだが、「WALL・E/ウォーリー」が受賞したロサンゼルス批評家協会賞に続いてアニメが作品賞というのは面白い。批評家にも頭の堅い人は少なくなったのか。予告編は以下。

このほか、主演男優賞は「ミルク」のショーン・ペン、主演女優賞はマイク・リー監督「ハッピー・ゴー・ラッキー」のサリー・ホーキンス。監督賞はそのマイク・リーが取っている。驚いたのは助演女優賞のハンナ・シグラ。ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー映画によく出ていたが、懐かしい名前だなあ。対象作の「そして、私たちは愛に帰る」は現在、東京で公開中。

ファスビンダーは大学時代に「マリア・ブラウンの結婚」を見て打ちのめされた思い出がある。ハンナ・シグラの名前もこれで覚えた。ファスビンダー作品は3作品を収めたDVDボックスが2005年に2つ出て、3つ目が来月、4年ぶりに出るようだ。前の2つはあまり売れなかったのかな。