2005/03/25(金)小説「ミリオン・ダラー・ベイビィ」

 「テン・カウント」表紙F・X・トゥール「テン・カウント」に収録されている。60ページ足らずの短編。

 32歳の女性ボクサー、マギーが老トレーナーのフランクに指導を頼む。女が殴られるのを見るのが嫌いなフランクは最初は断っていたが、熱心に練習するマギーに資質があると見て、指導するようになる。マギーは日を追うごとに上達し、試合でも連戦連勝。多額のファイトマネーを稼ぐようになり、「世界初のミリオン・ダラー・ベイビィ(100万ドル稼ぐ女性ボクサー)になるか」とマスコミの注目も集めるようになる。しかし、ロシアの女性ボクサーとの試合が2人の運命を変える。

 貧しい境遇にある女性ボクサーが順調に勝ち上がっていく話と見当をつけていたので、後半の展開は思いもよらないものだった。大変厳しいラストで、このままでは映画になりにくいのではないかと思う。アカデミー助演男優賞を受賞したモーガン・フリーマンのキャラクターは小説には出てこない。かなり脚色が加えてあるのだろう。

 著者のトゥールはボクシングのカットマンで、この1冊を残しただけで世を去った。敗者に向ける視線が切実さと厳しさを併せ持っているのは自身も苦労人だからだと思う。

2005/03/23(水) 著作権の都合でパンフレット製作なし

 「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」のこと。著作権の都合とは何だろう。公式サイトには何も書いてない。マスコミ向けはあるようだが、それは普通、プレスシートと言うでしょう。ま、内容はほとんど同じなんだけど。

 どうやら著作権者が製作を許可しなかったということらしいが、それは著作権料で折り合いがつかなかったということか?

「インタープリター」予告編

 シドニー・ポラック監督、ニコール・キッドマン、ショーン・ペン主演のスリラー。通訳のキッドマンが国連で暗殺計画を偶然聞いて、という話。キッドマンは相変わらず、きれいだ。

天然系な方

 vine-usersに出没していらっしゃいます。この方のホームページを見ると、真性であることが分かります。とても怖くてリンクできないので、2chの方をリンク。Linuxメーリングリスト スレッド 16の302あたりから読むと吉。

2005/03/22(火)「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」

 「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」チラシ3年ぶりの続編。監督はシャロン・マグワイアからビーバン・キドロン(テレビ中心の人らしい)に代わった。脚本は前作と同じくアンドリュー・デイヴィスとリチャード・カーティス、ヘレン・フィールディング(原作者)にアダム・ブルックスが新たに加わっている。前作同様、クスクス笑いながら見たが、出来の方は1作目には及ばない。めでたしめでたしで終わった後の話だから、なかなか作りが難しいのは分かるし、脚本は十分健闘しているが、普通の30代独身女性より幸せになってしまったブリジットに前作ほどの共感は持たれないのではないか。もちろん、単に幸せなだけではなく、危機が訪れるのだけれど、それも恋人がいない女性に比べれば、ぜいたくな危機ではある。だから、映画は後半にもう一つ、大変な危機を用意している。残念ながら、これはちょっとやり過ぎな感じがあって、ブリジット・ジョーンズの世界とはかけ離れている。キドロンの演出は水準を確保しているが、カーティスの傑作「ラブ・アクチュアリー」を見た後では、あの中の一つのエピソードを引き延ばして見せられているような気になる。カーティス自身がこれも監督すれば良かったのにと思う。

 ブリジットは前作で相思相愛となった弁護士のマーク・ダーシー(コリン・ファース)とラブラブな毎日を送っていたが、ある夜、マークの家に美人でスタイル抜群の女性弁護士レベッカ(ジャシンダ・バレット)がいるのを見る。思わずマークの愛情を疑ってしまうブリジット。弁護士協議会の晩餐会で、マークはブリジットと離れてレベッカと親しげに談笑する。そしてブリジットの両親に「結婚はまだ考えていない」と言ったことで、ブリジットは切れて、マークと別れてしまう。マークから何の連絡もないまま5週間過ぎ、ブリジットはテレビのレポーターとして活躍しているダニエル(ヒュー・グラント)とタイの観光案内の番組に共演することになる。一緒に仕事をするうちに、ブリジットは毛嫌いしていたダニエルに誘惑されそうになる。

 原題はBridget Jones : The Edge of Reason(「ブリジット・ジョーンズ 理性の危機」ぐらいの意味か)。「Nobody Does It Better」(「007 私を愛したスパイ」の主題歌)がタイトルバックに流れる。ちょうど、ブリジット・ジョーンズがスカイダイビングで着地に失敗してブタの糞まみれになる場面なので、絶妙の選曲と言える。ほかにもさまざまなヒット曲が流れるが、これはリチャード・カーティスの趣味なのだろう。ただ、「ラブ・アクチュアリー」の時ほど情緒的にピッタリとマッチする歌はなかったように思う。主演のレニー・ゼルウィガーは前作以上に太ったそうだ。太ってもキュートなことに変わりはないけれど、そんなに太らなくてもいいような気がする。

 ラブストーリーは愛する2人の間に何らかの障害がないと成立しないジャンルだが、その障害が誤解に基づくものでは少し安易ではある。マークがなぜ結婚に踏み切れないのかもよく分からない。コリン・ファースの微妙な演技で納得しそうになるけれど、ここをもう少し詳しく描いた方が良かっただろう。

2005/03/20(日) 震度3

 パソコンの前に座っていたら、数秒間ゆらゆら揺れた。震源が遠かったので、こういう揺れ方だったのだろう。テレビを見る限りでは震度6弱の福岡でも大きな被害は出ていないようだが。

惑星ダルの日常

 SF作家・森下一仁さんのブログ。こちらもHTMLの日記から移行。以前書いたけど、森下一仁のSFガイドからこのブログに行こうとすると、フレーム内に読み込まれる。こういうのって、意味がないような気がするんだけどなあ。

2005/03/19(土)PowerDirector 4

 25日に発売。案内メールには「大幅なメジャーバージョンアップ」とある。「自動編集」「カット編集」の機能強化らしいが、Premiere Proがあるので、もう不要。

検索キーワードの誤った生成

 この日記に人気の若手俳優や女優の画像を検索してくるケースが多い。この若手俳優の名前は「パッチギ!」の感想のところに1回しか書いていないのだが、Yahoo!がそれをクロールし、その検索キーワードでこの日記に来ると、リンク元に記録される。それをまたYahoo!がクロールするという繰り返し。ちゃんとリンク元のタグにはnofollowが入っているが、Yahoo!の収集プログラムは理解しないらしい。

 その俳優の名前を書いた前後の日に別件で画像に関する記述もあり、こうやって「○○○○ 画像」というアンド検索が成立してしまう。そのキーワードでこの日記に来ると、それがリンク元に記録されるという循環構造。何とかならないんですかね。これは検索エンジンの信頼度に影響することだと思う。

 で、試しにGoogleで同じキーワード(「○○○○ 画像」)を検索してみる。いやあ、予想通りこの日記は全然出てきませんね。「○○○○」という俳優名を検索すると、この日記ではなく、「シネマ1987online」の映画評の方が先にヒットする(61件目)。ページランクから言っても、これが正しい在り方。本当に目的のキーワードを探したいなら、検索エンジンはやっぱりGoogleを使った方がいいようだ。

「ごくせん」最終回

 実はひそかにファンだった。テレビドラマを見る習慣はもう長いことないけれど、これだけは毎週楽しみで、毎回、最初の20分程度のスラップスティック的展開を堪能していた。まあ、その後は人情話的になるのが何というか少し残念なのだが、最初の20分だけで大笑いしていたので満足。長女などはファミリーチャンネルで再放送している「ドリフ大爆笑」を見て、「ふん、これより『ごくせん』の方が面白い」と言っていたほど。仲間由紀恵のセリフ回しとキャラが最高におかしかった。共演者(三枚目に徹した東幹久や生瀬勝久など)も最高である。

 最終回は90分スペシャルだったが、予想通り、人情話的部分を膨らませた展開。脚本としては単純で、うまさは感じない。真っ当なことを力を込めて言うのが人気の秘密だろう。キャラクターがデフォルメされているので、普通だとクサくなる部分がぎりぎりでそうならないのである。

 笑いで終わらせたラストの処理はこのドラマの本質をよく分かっていると思う。「やんばる学院」でのヤンクミの活躍を見たくなった。相当高い視聴率だったので、来年あたりまた復活するのではないか。

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