2007/01/12(金) ちょいテレの使用感

 使い始めて1週間余り。もともとテレビをそれほど見ないし、録画もしないので、パソコンで視聴するにはこれで十分か。ただ、電波状況が良くないためか、時々映らないテレビ局がある。携帯(W44S)では入るのにちょいテレは延長コードを付けて外部アンテナを伸ばしているにもかかわらず映らない。アンテナは窓際に置いているのだが、どういうことか。あと、データ放送に対応していないのが惜しい。これ、ソフトウェアのアップグレードで何とかならないのかな。

 データ放送は見なければ見なくてもいいのだが、見られるに越したことはないだろう。これまた携帯は対応しているのだから。画面のきれいさも携帯の方が上(これはディスプレイの表示能力と画面の大きさも関係しているだろう)。全画面表示は19インチのディスプレイでは見られたものではない。あと、パソコンの休止状態から復帰する時にUSBを認識しないことがたびたびある。挿し直せば認識する。

 ワンセグは電波状況によって、きれいに映るか、まったく映らないかのどちらかになる。カーナビには向かないような気がするなあ。

2007/01/03(水)正月休みに見たDVD

 30日に「雪に願うこと」「花よりもなほ」「アサルト13 要塞警察」の3本を借りた。どれも見ないでベストテンを選ぶのをためらわさせる作品で、それぞれに面白かった。「雪に願うこと」は東京で事業に失敗した男(伊勢谷友介)が故郷の北海道でばんえい競馬の調教をやっている兄(佐藤浩市)の元へ帰ってくる話。兄弟の確執を描きつつ、弟と女性騎手(吹石一恵)のシンプルな再生の話になっているところがいい。

 「アサルト13 要塞警察」はジョン・カーペンター「要塞警察」のリメイク。暗黒街のボス(ローレンス・フィッシュバーン)が逮捕されたことから警察署が襲撃される。ストレートでスピーディーなアクションの快作。ベストテンに入れるほどではないが、ジャン=フランソワ・リシェ監督の名前は記憶に値する。今後の作品に注目したい。

 「花よりもなほ」は「誰も知らない」の是枝裕和監督作品。父親を殺された男(岡田准一)が汚い長屋に住みながら、仇を討とうとするが、次第に心境の変化を迎えることになる。「憎しみの連鎖を断て」という主張はもちろん現在の世相を反映したものであり、是枝裕和は現実に近いところで映画を撮っている監督だなという思いを強くした。映画の技術では山田洋次「武士の一分」の方が上だろうが、内容的にはこちらの方が好ましい。