2013/11/16(土)庭のレモン

 そろそろ収穫の時期。今年は豊作だ。実を付け始めたのは5月ごろだったかな。今夏の猛暑にも耐えて、徐々に大きくなってきた。

 以前調べたところによると、レモンは収穫した後、常温で保存すると、2週間ぐらいで黄色くなるそうだ。木の上で黄色くなるまで待っていると、香りが少なくなるとか。

lightbox設置

 画像を表示するのにlightboxを使いたいので設置した。Lightbox 2をダウンロード、解凍してadiaryのフォルダ内にアップロード。あとはadiary/diary.skel/_frame.htmlをdiary.user.skelフォルダ内にコピーして以下を記述。

<script src="<@Basepath>lightbox/js/jquery-1.10.2.min.js"></script>

<script src="<@Basepath>lightbox/js/lightbox-2.6.min.js"></script>

<link href="<@Basepath>lightbox/css/lightbox.css" rel="stylesheet" />

 日記帳の設定にある「画像の記法」でrelにlightboxを入れて、画像を表示したいところに以下のような感じで書けばいい。

[image:sundance:201311/:P1000223_800.JPG:small:庭のレモン]

 あるいは、HTMLタグで以下のように。

<a title="庭のレモン" href="/adiary/public/image/sundance/201311/P1000223_800.JPG" class="tag image small" rel="lightbox"><img alt="庭のレモン" src="/adiary/public/image/sundance/201311/.thumbnail/P1000223.JPG.jpg"></a>

mixi export

 adiaryの関連ツールでmixi exportというのがあったので使ってみた。mixiから日記をダウンロードして、HTMLに保存した後、adiary形式のXMLに変換するツール。mixiには最近ログインすらしていないが、2006年からの日記があるので30分ほどかかった。コメントの保存はできないものの、mixiのバックアップツールとして有用だ。

 日付がだぶるのでこの日記へのインポートはやめた。あとはハイパー日記システムの変換ができれば言うことはないんだが、今やユーザーもほとんどいないだろうし、自分で作るしかないか。ローカルのパソコンの自作日記ソフトには既に取り込んであるので、adiaryのXML形式に変換する機能を付ければいいのだ。

 と思ったが、読み返してみたらアップしても仕方のない内容も多いので、選んだ上で一つ一つコピペしていった方がいいような気がしてきた。

2013/11/15(金)adiaryに移行

 さくらのレンタルサーバーがいつまでたってもRubyをバージョンアップしない上、環境依存の深刻な不具合が出てきたのでこの日記システムをtDiaryからadiaryに移行した。当初は移行してすぐにデータをエクスポートしてWordpressに移そうかと思っていたが、使ってみたら、使い心地が良いので当面はこのままにしておこう。hatenaテーマが適用できるのでデザインもこれまでと違和感がない。

 感心したのは移行ツールがよくできていたこと。tDiaryからのデータのエクスポートは一瞬だった。CGIのツールなので数十秒から数分の時間がかかると思っていた。tDiaryは途中から文字コードがEUCからUTF-8に変わったのでパースエラーになった日記があった。この障害もなくなった。

 不満な点を挙げれば、日付ごとのタイトルは設定していなかったので、すべてno titleになってしまったこと。セクションのタイトルが「最近の記事」に反映されると良かった。検索がNamazuに比べて遅いのは仕方がない。

2013/11/14(木)通常価格の意味

 楽天のパ・リーグ優勝セールで回転式の慶弔印を買った。通常価格2200円が990円とあったのでお買い得だったし、のし袋に名前を書く際に便利な商品だったからだ。注文がかなり殺到したらしく、届くのに1カ月近くかかった。この商品、楽天が日本シリーズを制して日本一になった時のセールではなぜか10円上がって1000円になった。まあ、10円ぐらい上がっても2200円に比べれば、半額以下なのだからまだまだ安い。この時点で注文した人も多かっただろう。昨日、価格を見たら、2200円になっていた。セールが終わったのだから通常価格に戻るのは当たり前である。

 これだけなら何も問題ない。ところが、同じ会社の同じ製品がamazonやauショッピングモールなどでは1000円で売られているのだ。amazonには通常価格の表示はないが、auショッピングモールには「通常価格2200円が特別価格1000円」とある。店が違うなら価格が違ってもいいじゃないかと思えるかもしれないが、この商品の場合、会社が発送している。店が仕入れて売るというものではないのだ。つまりこの会社、ショッピングモールによって価格を変えていることになる。

 それはそれで問題ない。楽天で2倍以上の価格で買った人は怒るかもしれないが、検索すれば分かることだから、よく調べなかった自分に責任があるのだ。もっとも、会社としてもこのままでは心苦しいだろうから、楽天での価格を1000円にしたいのではないかと思う。しかし楽天の場合、二重価格の不当表示が大きな問題になったので、なかなか難しいところだ。

 消費者庁の「不当な価格表示についての景品表示法上の考え方」(PDFファイル)によると、「二重価格表示を行う最近時(最近時については,セール開始時点からさかのぼる八週間について検討されるものとする)において,当該価格で販売されていた期間が当該商品が販売されていた期間の過半を占めているときには,『最近相当期間にわたって販売されていた価格』とみてよいものと考えられる。ただし,前記の要件を満たす場合であっても,当該価格で販売されていた期間が通算して二週間未満の場合,又は当該価格で販売された最後の日から二週間以上経過している場合においては,『最近相当期間にわたって販売されていた価格』とはいえないものと考えられる」とある。

 要約すると、過去8週間のうち2週間以上、その価格で売られていなければ、通常価格と表示してはいけないのだ。これを破ると、不当表示ということになる。この商品の楽天での価格が1000円になるのは、セールが終わって早くても2週間後になるのだろう。そしてauショッピングモールでの「通常価格2200円が特別価格1000円」という表示も8週間以上、表示していてはいけないことになる。過去8週間1000円で売られていれば、1000円が通常価格になるのだ。

2013/11/12(火)フケ防止用シャンプー

 昨年夏ごろフケが多いので家内に薬用シャンプーを買ってきてもらった。花王のメリットかなと思ったら、ライオンのオクトシャンプー(amazon)だった。全然知らなかったので期待しないで使ったら、凄い。1回でかなり収まった。

 ライオンのホームページによると、「フケ・かゆみは、頭皮から分泌される皮脂の酸化や、皮脂を食べる常在菌が繁殖することが主な原因です。『オクトピロックス』の抗菌・抗酸化作用が地肌のすみずみまで効果的に働き、フケ・かゆみを抑制します」とのこと。常在菌がいたのか。なるほど。これに対してメリットの方は花王のホームページによると、弱酸性で地肌のケアを重視した製品のようだ。細菌が繁殖している場合、即効性はあるんだろうか。

 オクトはamazonのレビュー読むと、効果がなかったという人もいるが、僕にはピッタリだったようだ。しばらく使ってみよう。

2013/11/04(月)「劇場版SPEC 結 漸ノ篇」

 これまでの物語の振り返りが半分近くで、ストーリーはそんなに進まない。だから前作の「劇場版SPEC 天」は見ておいた方がいいが、それ以前のテレビスペシャル「翔」とテレビドラマ10本、さらにそれ以前を描く「零」まで見ている必要はあまりない(見ていれば、登場人物の性格や物語の背景について理解は深まる)。

 白い服を着たセカイ(向井理)と今回から登場の白い服の女(大島優子)がようやく動き始め、物語が特殊能力を持つスペックホルダーと人間たちとの戦い(人種間戦争)にとどまらないことを明確に描いたところでスパッと終わる。エンドクレジットさえなく、「爻ノ篇」の予告を見せて終わるあたりがいかにも元々1本の映画を2本に分けたという感じがありありだ。いや、むしろそれを積極的に表現しているわけで、1本の映画として成立させようなんて堤幸彦監督らは思っていないのがよく分かる。だから、この作品だけを取り上げてどうこう言っても意味がない。シリーズのファンとしては当麻(戸田恵梨香)や瀬文(加瀬亮)、野々村係長(竜雷太)らのレギュラー登場人物たちの掛け合いを見ているだけで満足で、むしろ早く続きが見たくなる。このシリーズは餃子好きの当麻と、銃弾を撃たれても死なず、まるで不死身の瀬文のバディムービー的な面白さが魅力の一つだ。

 テレビドラマの「SPEC」は警視庁公安部第五課未詳事件特別対策係(未詳と略される)がスペックホルダーの起こす事件を解決していく話だった。一話完結の話と同時に時を止める能力を持つ一十一(ニノマエジュウイチ=神木隆之介)の暗躍が少しずつ描かれるものの、死者を召還する当麻のスペックは描かれなかった。ドラマの各回は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の十干のタイトルが付けられ、最終回は「癸」(き)、つまり「起」に当たった。それに次ぐ「翔」で当麻の左手の能力が初めて描かれ、物語はスケールアップしていく。セカイが登場するのは「天」が初めてである。

 セカイはどうやら神のような存在で、となれば、「爻ノ篇」は「幻魔大戦」などのようにハルマゲドン級の破壊が起こる話になっていくのだろう。「天」の冒頭と最期、今回の冒頭には「猿の惑星」の自由の女神を思わせる、砂浜に埋もれた国会議事堂の前にいる雅(有村架純)が描かれており、破壊的な出来事が起こることは暗示されている。それがどのように描かれるのか、「爻ノ篇」を楽しみに待ちたい。