2004/07/22(木)家族旅行

 家族5人で24日まで沖縄へ。天気予報を見ると、最高気温は3日間とも32度で、まあ常識的な暑さ。本土の方が暑いですね。

 昨年と一昨年も仕事で行ったので、沖縄は3年連続になる。宿泊先は残波岬ロイヤルホテル。デジカメは、先日買ったニコンD70はやはり嵩張るので、オリンパスのコンパクトなやつを持っていく。

1日目

 残波岬ロイヤルホテルのプール午前10時半ごろ、那覇空港着。空港に迎えに来ていたニッポンレンタカーの人に近くの営業所まで送ってもらう。マーチかステップワゴンか選べと言われ、家内が運転する場合もあることを考えて、マーチにした(しかし、結局3日間とも僕が運転した)。ホテルへのチェックインにはまだ早いので、首里城公園へ。こういう歴史的建物に関してあまり感心する方ではないので、フーンという感じである。公園内の軽食喫茶でサンドイッチを食べ、残波岬へ向かう。車なのでビールが飲めないのが残念。

 高速を10分余り走った後、一般道を走り、計40分ほどか。高速料金はたったの300円。これには感動。運転もカーナビ付きなので楽チン。音声ガイド付きならもっと良かったと思う。カーナビが一番役に立っているのはもしかしてレンタカー業界かも。

 残波岬ロイヤルホテルはいかにもリゾートホテルという感じの作り。13階建てで部屋は6階。ツインの部屋にエクストラベッドが2つ入れてある。家族5人でここに寝るわけである。それでも広くて快適な感じ。

 さっそく着替えてホテル内のプールへ。このプールは花びら型=写真。浅いので水はぬるかったけど、家族で水遊びするにはちょうど良い。客も家族連れがほとんど。しばらく遊んだ後、そばにある残波ビーチへ泳ぎに行く。水に入ったら、海底に岩がごろごろしていて足が痛い。波もほとんどない。これはここだけの特徴ですか。あまり楽しくないので20分ほどいてプールに戻る(結局、3日間で海で泳いだのはこの20分だけだった)。

 午後5時半から送迎のマイクロバスで、琉球村に向かう。ここで夕食を頼んでいたのだ。沖縄芸能を見ながらのバーベキュー。出された肉は冷凍。焼き肉のたれも好みに合わない。これまで食べた焼き肉の中では最低の部類。沖縄ではアメリカ産牛肉が中心だが、やはり和牛のうまさの足下にも及びませんね、これで4200円は高いなあという感じ。ミヤチクのステーキハウスの方がここの100倍ぐらいおいしいです。

 郷土芸能はまずまず。参加者を交えたショーもあり、長男と次女がじゃんけんゲームに出場。あえなく敗退。食事の後、園内でホタルの観察と星空観察、花火大会。ホタルはですね、ヘイケボタルやゲンジボタルではなく、陸生のホタルということだったが、もう数が少なくてどうしようもない。小林の出の山のホタルの群舞を見た者にとって、数匹飛んでいるのを見るだけでは感動もなにもない。

 渡された花火をした後、ホテルに帰る。帰り際に琉球村の人たちが記念撮影してくれた。従業員の方々は良かったです。

 9時過ぎにホテルに帰ると、プールサイドのステージで地元の女性歌手がショーをやっている。夏休み中は毎晩、こうしたショーがあるらしい。ちょっと聞いてうまいなあと思う。ショーに心惹かれながら、1階の大浴場へ長男と行く。露天風呂もある。温泉ではないでしょうが、気持ちよかった。

 午後11時ごろ就寝。

2004/07/21(水)日本語表示できない理由

 Namazuホームページに書いてあった。

「メッセージを母国語で表示させたい (現在のところ、日本語、スペイン語、フランス語に対応) 場合はGNU gettext (0.13以降)をインストールすることを推奨します」

「Namazu 2.0.13 からは GNU libintl ライブラリは同梱していません。システムの libc が gettext に対応しているか、あるいは GNU gettext をインストールする必要があります。 configureで GNU gettext (libintl) を自動認識しない場合は、 --with-libintl-prefixオプションで libintl の場所を指定してください。」

 さくらのレンタルサーバーの場合、gettextは/usr/local/bin/gettextにあり、バージョンは0.13.1。libintlライブラリが問題なわけか。./configureの結果で、checking for GNU gettext in libintl... noなのでこれにに当てはまるのでしょう。しかし、libintlってどこにあるんだ。/usr/local/libでいいのかな。

 うーん、ダメ。./configureにオプション付けたが、相変わらずchecking for GNU gettext in libintl... no。

解決

 何のことはなかった。Namazuホームページに書いてある通り、./configure --with-libintl-prefix=/usr/localオプションを付ければ、日本語化された。

 今回は$HOME/local以下にインストールした。

./configure --disable-shared --prefix=$HOME/local --with-pmdir=$HOME/local/lib --with-libintl-prefix=/usr/local

でOKでした。

 ただし、よく調べてみたら、Text::kakasiのインストールがうまくいっていない。まあ、動けばいいや動けば。サーバーのスペックも高くなってインデックス作成も速くなったし。 で、新しく作った「シネマ1987online」の検索サイトはこちら。この日記の検索および、複数インデックスへの対応はそのうち。

 と、思っていたが、MUTOPON7 ANNEX - XREA + tDiary + Namazuを参考に作ってみた。左の検索フォームから検索できます。まだ7日分ですけど。

2004/07/20(火)「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」

 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」パンフレット昨日、子ども3人を連れて見に行った。1軒目の映画館は満席で入れず。30分後に上映が始まる別の映画館に行く。こちらは客が少なくて快適だった。

 前半はこれまでの2作と同工異曲で退屈だが、2種類の狼男と時間テーマが絡む後半の展開にちょっと感心した。2作目では目立たなかったハーマイオニー(エマ・ワトソン)が今回、大活躍するのもいい。ただし、これまでの2作より小味な感じがする。スケール感がないのだ。上映時間が2時間22分と最も短いことが影響しているのではなく(子ども向けなのだからもっと短く、1時間30分程度でいい。前半の描写には無駄が多いと思う)、ハリー・ポッターが戦う敵のスケールが小さいのだ。というか、今回、悪役らしい悪役は1人だけではないか。しかも本筋の敵ではない小悪人であるから、何だか物足りない。

 子ども向けの丁寧なファンタジーではあるが、大人を満足させるほどの出来にはなっていない。第1作が公開されたころは、同じファンタジーということで「ロード・オブ・ザ・リング」と比べられたが、今となっては「ロード…」と比較すべくもない。

 アズカバン牢獄から凶悪な囚人シリウス・ブラックが脱獄する。ブラックはハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)の両親をヴォルデモード卿に引き渡し、死に追いやった張本人で、今度はハリーの行方を追っているらしい。ホグワーツ魔法学校のダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)は学校にアズカバンの看守ディメンダーを呼び寄せ、警護に当たらせる。しかし、ブラックは密かに学校に近づいていた。

 まるで死に神のようなディメンダーの存在は面白い。これは看守とはいっても善玉ではなく、魂を吸い取る悪の存在にもなりうるらしい。VFXはこのディメンダーのほか、馬と鳥を組み合わせたようなバックビーク、狼男などよくできている。ロン役のルパート・グリントを含めて主役の3人は1作目からすると、随分成長した。この3人には好感が持てるので、原作とは離れてもいいから3人の成長を生かしたシリーズにしてほしいと思う。

 監督はクリス・コロンバスからアルフォンソ・キュアロン(「天国の口、終りの楽園。」)に代わった。キュアロンはシリーズのテイストを残しつつ独自のものを出したかったのかもしれないが、独自の味わいを出すまでは至っていない。シリウス・ブラック役のゲイリー・オールドマン、トレローニー先生を演じるエマ・トンプソンとも演技派だが、この映画では特に評価すべきところはなかった。

 上の子ども2人は原作を読んでいる。感想を聞くと、「いっぱい省略してあった。小説の方が面白い」(長女)、「映画の方が面白かった」(長男)ということだそうだ。

2004/07/19(月)Namazuインストール

 シェルが使えるようになったのでNamazu2.0.13をインストール。NKF(nkfのPerlモジュール)、KAKASI、Text::kakasi、Namazuの順番でインストールでき、これは簡単と思ったら、インデックスが作成できず。どこが悪いのか。たぶん、Text::kakasiだろう。

 で、ちょっと設定を変えて再インストール。Namazuも再インストールした。これでOK。まだ出力が英語なのだが、これはドットファイルを書き換えれば、何とかなるだろう。それにCGIから使う場合には、ディレクトリ内の.namazurcを読むのであまり関係ない(でもなぜかNMZ.bodyの部分だけ英語表示になるんだよなあ)。ま、とりあえずインストールできて安心した。

 参考にしたサイトは拙作のNamazu正規版インストール覚え書きと、Naney's Diaryマニュアルに書いてないNAMAZU

LANG

 Namazuの日本語処理の説明に関しては藤原誠さんのNamazu 2.0 入門が一番詳しい。ここを参考にしていろいろ設定したけれど、うーん、相変わらず英語表示。インデックスはちゃんとできていて、日本語の検索もできるのだが、ヘルプは英語だし、namazu -Cもmknmz -Cも英語。どこが悪いんだか。ちなみにnamazu -Cの結果はこんな感じ。

%namazu -C
Loaded rcfile: /home/cinema1987/local/etc/namazu/namazurc
--
Index:        /home/cinema1987/local/var/namazu/index
Logging:      on
Lang:         ja_JP.eucJP
Scoring:      tfidf
Template:
MaxHit:       10000
MaxMatch:     1000
EmphasisTags: <strong class="keyword">  </strong>

 環境変数の設定に問題はないと思うんですけどね。

mknmz -C

 mknmz -Cをよく見たら、NKFとKAKASIのPerlモジュールが入っていなかったので、モジュールのインストールディレクトリを指定(--with-pmdir=$HOME/local/lib/site_perl)した上で./configureからやり直し。これで入った。

%mknmz -C
System: freebsd
Namazu: 2.0.13
Perl: 5.00503
File-MMagic: 1.20
NKF: module_nkf
KAKASI: module_kakasi -ieuc -oeuc -w
ChaSen: no
Wakati: module_kakasi -ieuc -oeuc -w
Lang_Msg: ja_JP.eucJP
Lang: ja_JP.eucJP
Coding System: euc
CONFDIR: /home/cinema1987/local/etc/namazu
LIBDIR: /home/cinema1987/local/share/namazu/pl
FILTERDIR: /home/cinema1987/local/share/namazu/filter
TEMPLATEDIR: /home/cinema1987/local/share/namazu/template
Supported media types:   (16)
以下、略

 しかし、まだ英語表示のまま。Lang_Msg: ja_JP.eucJPとなっているのに、なぜ日本語にならない? ちなみにシェルの方は「コマンドが見つかりません」とか、ちゃんと日本語になっている。

 gettextの問題かと思い、--with-included-gettextのオプションを付けたが、同じ結果。ja_JP.eucJPをja_JP.EUCに変えてもダメ。ウーム。

原因判明

 しようがないので、Namazu MLの過去のメールを調べてみる。といっても、現在、namazu.orgでは検索できないので、自分のメールボックスにたまったメールを調べた。

 で、localeデイレクトリがインストールされていなかったのが原因と分かった(たぶん)。旧サーバーにあるlocaleディレクトリをコピーしたら、mknmz -Cは日本語表示になったが、他はダメ。コピーでは根本的な解決にはならない。なぜインストールされなかったのか、調べてから再インストールするしかないか。

2004/07/16(金)tDiaryインストール

 といっても、さくらインターネットの場合、コントロールパネルのCGIインストールから送信ボタンを押すだけだった。昨日はうまくいかなかった。サーバーの申請で混雑していたためか。

 tDiaryはテーマが多すぎてどれにするか迷いますね。じっくり選んで、そのうち変えます。とりあえず、Hatenaテーマ。

 しかし、このテーマ、デフォルトでは日付の色が見えにくいので

.date A:visited{color:white; text-decoration:none;}
.date A:link{color:white; text-decoration:none;}
.date A:hover{color:yellow; text-decoration:underline;}
 を追加。日記セクションのリンクもカスタマイズするため
.section A:link{text-decoration:none;}
.section A:visited{color:blue; text-decoration:none;}
.section A:hover{color:blue; text-decoration:underline;}
も追加。あと、カレンダーのプラグインを入れたり、サイドバーを表示してタイトルリストを入れたり。カスタマイズが簡単なのはいいな。

tDiary-mode

 インストールしてみる。xyzzyはキーバインドが特殊なので、慣れるのが大変だな。このモードはファイルをHTTPから取得して追加、修正できる。これなら、ひまわりでもできそうな感じ。体調よくなったら、作りたい。

 で、tDiary-modeから更新してみたら、401 Authorization Required.あれ、パスワードを間違っているのか?

hnsも移行

 まだシェルが使えないので、hns-liteで新サーバーに移した。ファイルが1400以上あったので大変だった。Namazuがインストールできないので検索にはpnamazuを使っている。十分速いですね。やはりサーバーのスペックが高いからか。

 旧サーバーの日記も1年間は表示されるはず。ネット上には現在、3つの「映画とネットのDIARY」があります。

白血球数8500個

 今日の血液検査結果。一昨日は14,000個あったので、抗生剤の点滴と薬が効いているもよう。正常値は約6,000~8,000個。ま、確かに随分楽にはなりました。

squeezeプラグイン

 Namazuで検索するにはこのプラグインが必要なのか。とりあえず、使っておくように設定。

AreaEditor

 テキストエリアに書く文章を好きなエディタで書けるソフト。これは便利だな。テキストエリアで右クリックして「エディタで編集」を選ぶと、登録したエディタが起動する。文章を書いて保存すると、テキストエリアに反映される。

 このソフトに秀丸のマクロを組み合わせれば、tDiaryの更新が楽になる。リンクの挿入とかタグ挿入のマクロはあるので、マクロ登録しておこう。