2005/01/14(金)ラテラルサイトレーナー

 12月中旬に注文していたのがようやく届いた。テレビで盛んにCMやっているウエスト引き締め器具。トルネードステッパー ツイスト&シェイプとか、同じような器具はほかにもあるが、これが安かった。定価15,900円のところ5,800円というのが凄い。どうしてそんなに安くなるんだ。楽天で買うと、これに送料1,000円が必要。プラス消費税で実際は7,000円余りになる。それでも半額以下ですね。

 ちょっとステップしてみたが、スピード&負荷コントロールバー(7段階に調節できる)を一番重いのにすると、とてもステップなんかできやしない。一番軽くして踏むのが正解か。それでもけっこうな運動量で、太ももの筋肉に負荷を感じる。これを初めは5分、徐々に長くして30分程度まで頑張るのだそうだ。すると、1カ月でみるみるウエストが細くなる。ホントかね。

 こうした健康器具、しばらく使うと、面倒になって放置されるのがオチ。我が家もたぶんそうなるでしょう。

2005/01/13(木) Nikon D70 用ファームウェア「B」Ver.1.03

 変更内容を見ると、「撮影モードダイヤルを露出モード (P、S、A、M) にして、撮影メニューの『仕上がり設定』にある『カスタマイズ』から『カラー設定』を『モードII』に設定した後に、『仕上がり設定』を『カスタマイズ』以外 (『人物きれい』など) に設定し直して撮影した JPEG 画像を、Adobe Photoshop などのカラーマネージメント機能を持ったアプリケーションソフトで開いた場合、Adobe RGB として認識されてしまう不具合を修正」したとのこと。

 僕の場合、とてもそんな細かいことはしないが、それでも一応、バージョンアップしておいた方がいいか。こういう不具合って、やはりサポートに電話が来て分かるのだろうなあ。

2005/01/11(火)「ターミナル」

 「ターミナル」チラシ祖国のクーデターでニューヨークのJFK空港から出られなくなった男を巡るスティーブン・スピルバーグ監督作品。前作「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」に続いて、物語自体は小品と言えるスケールだが、空港の巨大なセットをはじめスピルバーグが撮ると、なんとなく大作のイメージになってしまう。2時間9分という上映時間もこうした作品としては長いと思う。泣かせる場面はあるし、マイノリティの人たちの温かさを感じる部分もあって、話は悪くないのだけれど、脚本の技術的なうまさという点ではあまり感心するところはなかった。設定のオリジナリティに比べて、話の展開に目新しい部分がないのだ。主人公の男女2人の行く末とか、別の男女の恋の描写の簡単さとか、脚本の細部に引っかかる部分がある。加えて話は軽妙の部類に入るのに、スピルバーグ演出では軽妙さが十分に弾けていかない。もっとこぢんまりと撮れば良かったのに、スピルバーグは肩の力を抜けきれていないのだ。スピルバーグはこういう軽妙な題材が自分に向いていないことを自覚した方がいい。

 主人公のビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)はJFK空港に降り立ったところで、祖国のクラコウジアにクーデターが起き、内戦状態となったことを知らされる。祖国の政府が消滅してしまったために入国ビザが失効し、クラコウジアとアメリカとの国交がなくなって帰国することもできなくなった。空港国境警備局長のディクソン(スタンリー・トゥッチ)はビクターに空港で待つように命じる。というのが基本的な設定。映画はここから英語もしゃべれないビクターが空港内でどうやって暮らしていくかを描写しつつ、床掃除のインド人グプタ(クマール・パラーナ)やフード・サービス係のエンリケ(ディエゴ・ルナ)との交流、客室乗務員のアメリア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)との恋などを描いていく。

 ホントは39歳、人前では32歳、デートするときは27歳と偽っているというアメリアを演じるキャサリン・ゼタ=ジョーンズが良い。妻子ある男と何年も不倫を続けているアメリアは男からの電話を待ち続けており、いつか一緒に暮らせる日が来ることも夢見ているが、次第にビクターに惹かれていく。2人が空港内でデートする場面などは良い雰囲気で、この2人のラブストーリーにしてしまっても良かったのではないかと思う。しかし、脚本はこの2人の結末をハッピーとは言えないものにしている。

 主人公がニューヨークに来た理由は終盤に明らかになる。それと祖国のクーデターとを比べて、どちらが大切かよく分からない。主人公の家族構成など背景が今ひとつはっきりしないからで、これは脚本のミスだろう。良い話なのに脚本の細部で失敗したという感じの作品である。物語はパリ空港に16年間暮らしている実在のイラン人を基にアンドリュー・ニコル(「ガタカ」「シモーヌ」)とサーシャ・ガバシが原案を書き、ガバシとジェフ・ナサンソン(「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」)が脚本化している。題材を詰め込みすぎたことも、今ひとつ充実感のないものになった原因ではないかと思う。

2005/01/09(日) シネマ1987ベストテン

K賀さん宅で集計。ベストテンは14人が投票した。「21グラム」の1位は意外。

【日本映画】
(1)ジョゼと虎と魚たち
(2)誰も知らない
(3)下妻物語
(4)父と暮せば
(5)花とアリス
(6)隠し剣 鬼の爪
(7)いま、会いにゆきます
(8)笑の大学
(9)イノセンス
(10)赤目四十八瀧心中未遂
【外国映画】
(1)21グラム
(1)ラブ・アクチュアリー
(3)ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
(4)ドッグヴィル
(5)インファナル・アフェア 無間序曲
(6)シービスケット
(6)ミスティック・リバー
(8)Mr.インクレディブル
(9)真珠の耳飾りの少女
(10)グッバイ、レーニン!
 集計ミスがあり、洋画のベストテンが一部変わってます。1位は同点で2作品でした。

2005/01/08(土) 故ケネディ元米大統領の妹死去

 ローズマリー・ケネディさん、86歳。死因は不明。共同通信の記事によると、「知的障害があり、ケネディ家の体面に傷が付くことを恐れた両親が23歳の時に大脳の白質切除(ロボトミー)を施させた」とある。なんという差別的な家なんでしょうね、ケネディ家というのは。これ、今ならほとんど犯罪だろう。