2006/11/26(日)「水からの伝言」を信じないでください

 作家の高千穂遥さんのページにリンクが張ってあった。水に「ありがとう」などの美しい言葉を見せると美しい結晶を作り、「死ね」などの汚い言葉を見せると汚い結晶を作るという本に対する反論。デマに対して科学者が真剣に反論するのは一見、バカらしいとも思えるのだが、そうではないのである。なんせ相手方は1冊本を書いているのだから、中には信用してしまう人もいるだろう。科学者の立場でしっかりとした反論を書いてもらった方がいい。「水からの伝言」にみるにせ科学というページもあった。

 水からの伝言ですごいのは「言葉を見せると」という部分。水は日本語を理解するのか。英語だったらどうなのだろう。あるいはスワヒリ語とかエスペラント語とか。

 だいたい、美しいなどという基準で物事を判断するのはどこかの首相と同じで、あまりレベルが高いとは言えない。裏返せば、こういう「美しい」を基準にしている人は汚いものを差別するのだろう。物事を美醜や優劣で判断する考え方がいじめの要因の根幹にもあるのではないか。

2006/11/11(土) 筆ぐるめ

 バージョン14のアップグレード・乗り換え版を買う。2800円。以前使っていた筆まめも考えたが、800円ほど高かった。年に一度、年賀状シーズンにしか使わないので、安いやつで十分。

 さっそくDVDをセットしてインストール。旧バージョンの住所録を探してHDD内をすべて検索し始めたのでストップ。旧バージョンを起動して住所録をマイドキュメント内にバックアップ。そのフォルダを検索指定する。やれやれと思っていたら、途中でフリーズ。別のアプリケーションを起動したのが悪かったか。仕方がないので電源を落として再起動。難なくインストールが始まったが、なかなか終わらない。イラストなどのコピーに時間がかかっているらしい。

 結局、Cドライブのインストール先を見たら、フォルダの容量は1.75GBもあった。データフォルダは別ドライブに置けるようにならないんですかね。起動も動作も遅いのはこの大量のデータのためのようだ。やれやれだな。アンインストールして最小インストールし直そう。ただし、最小インストールでも500MB以上になるようだ。

2006/11/09(木) PIXUS MP810

 「ミステリマガジン」12月号表紙MP960(7色インク)と最後まで迷ってこちらにした。価格は問題ではなく、印刷スピードの問題。はがきの文面印刷がMP960は32秒なのに対してMP810は13秒。この違いは大きい。年賀状100枚印刷することを考えると、大変な差になってしまう。それに僕は写真をあまりプリントしない。プリンタの主な用途は文書の印刷とCD・DVDラベルの印刷。きれいさは5色インクで十分(店頭に置いてあった写真を見比べたら、それほどの差はなかった)。

 プリントヘッドを設置し、インクを取り付けてヘッダの調整を自動で行うのに14分(以前のキヤノンのプリンタはヘッドの調整を手動でする必要があったのを思えば、かなり便利)。ソフトウェアのインストールに10分余り。USBで接続してまず、CDラベルを印刷してみる。速さきれいさはまあ、こんなものかというぐらい。自宅に置いてあるプリンタ(850i)とそれほどの差はない。

 驚いたのはスキャンのスピード。プレビューがあっという間。スキャンも凄く速い。うーん、スキャナは数年でこんなに進歩するのか。右のミステリマガジンの写真がテストでスキャンしたもの。いい感じである(これをスキャンしたのは今日、ミステリチャンネルを見ていたら、ミステリマガジンの編集長が出ていたから。初めて見たが、まだ若いんだな)。

 他の機能はまだ試していない。説明書を読んで、いろいろやってみよう。