2017/03/14(火)ヤマト営業所での荷物受け取り

 amazonの注文履歴を見ると、過去6カ月間で46件注文していた。このうち10件ぐらいはKindle本やデジタルミュージック、アプリだろう。ヤマト運輸に宅配してもらったのは36件ぐらいだと思う。平均すると月に6件。うちの場合、再配達はほとんどないが、配達が多いのは間違いない。担当の人とはすっかり顔なじみだ。大変な状況のヤマトに申し訳ない気がしたので、営業所で荷物を受け取ってみた。自宅から営業所まで800メートルぐらいしかないのだ。小さな荷物なら歩いて取りに行ける。

 amazonの場合、注文時に営業所受け取りを選択できる。荷物が発送されると、amazonから受け取り予定日のメールが来る。ここまでは自宅への配送と同じ。ところが、ここから連絡がさっぱりない。発送時のメールで配送状況の確認をすれば営業所に届いたかどうか分かるのだが、プッシュ通知もしてほしいものだ。

 宅配の場合は配達前にヤマトからメールが来るし、登録しておけば、LINEからも来る。アプリをインストールすると、それからもプッシュ通知がある。これはいずれも配達日時変更の連絡用で再配達防止が目的らしい。「受け取りできます。取りに来て下さい」という通知もした方が良いと思いますよ。

 気になったのは受け取り時の本人確認が不十分なこと。郵便局だと免許証など身分証の提示が必要だが、ヤマトの場合、口頭での確認だけだった。これは営業所によっても違うのかもしれない。amazonからは受領確認のメールが来るので、もしだれか他人が受け取ったら、分かるようにはなっているんですけどね。

2017/02/11(土)Run & Walkの終了とJogNote

 ウォーキングの時に使っているauのRun & Walkアプリが3月29日で終了するそうだ。調べてみると、僕が使い始めたのはガラケー時代の2008年。途中2年ほど非対応のスマホ(HTC製)があったが、足かけ9年使ったアプリがなくなるのは少し寂しい。終了する理由はよく分からないが、利用者が少なくなったんだろうか。最近はスマホを再起動しないとGPS精度が悪いなどの不具合も放置されていたので、終了はしばらく前からの既定路線だったのかもしれない。

 仕方がないので、代わりにRuntasticを入れた。歩数がカウントできないのが難だが、それは活動量計やXperiaのLifelogで代用できる。あとの機能は同じようなものだ。しかし、これ有料サービスの勧誘が少しうるさく感じる。Run & Walkのデータが引き継げるというJogNoteを使ってみたら、こっちの方が良い感じだ。これだと歩数もカウントしてくれる。

 JogNoteは「国内最大級のランナー向けSNS」。運営会社ウィングスタイルの会社案内を読むと、「2013年よりジョグノートのプラットフォームを au SmartSports に提供」とある。なるほど。アプリの見た目が似ているのはそのためか。データを引き継げるのも当然なわけだ。Run & Walkユーザーは素直にこれを使うのが良いようだ。SNS機能に関しては無理に使う必要もない。

 さて例年、年末年始に増えた体重は2、3週間で元に戻るのだが、今年は戻る気配がない。それどころか逆に増えている。どうもこれは禁煙したためらしい。禁煙で体重が増える理由はいくつかあるらしいが、禁煙で太る原因、大食ではなく腸内細菌か スイス研究:AFPBB Newsによると、禁煙によって腸内細菌の構成が変わり、吸収が良くなるのだという。少なくとも僕の場合、間食が大きく増えたわけでもないので、そういう根源的な理由が原因としか思えない。

 禁煙で体重が増えてしまっては健康的に問題なので、毎日のウォーキングの距離をこれまでの3キロ弱から5~6キロに増やした。それでもあまり効果が見えないが、しばらく様子を見るしかないだろう。

 ウォーキングというか、犬の散歩の時にはいつもラジオNIKKEIの「マーケット・プレス」を聞いている。3年余り使ってきたSONY製BluetoothイヤホンSBH50の右側が聞こえなくなったので新しいのを買うことにした。SBH50はイヤホン部分だけの交換もできるが、最近流行のコードが短くて、コントローラーがない(のではなく、コンパクトな)タイプが欲しかった。

 amazonで探すと、サウンドピーツ製が2000円台で売られている。あまりに安いのも不安なので、JVCケンウッドのHA-EB10BT-Bを買った。僕が買った時は4000円弱だった。今は5000円近い。amazonの商品の価格はけっこう変動するので、Keepa - Amazon Price Trackerは必須です。

 スマホとのBluetooth接続が速くて快適だけれど、右耳のイヤーピースがちゃんと固定しない。左耳はなぜか問題ない。人間の体というのは左右対称ではないのです。イヤーピースのサイズをSから付属のMに変えたら少しはましになったが、歩いていると、緩んでくる。amazonのレビューでは「両耳ともフィットしない」と書いている人がいた。「イヤーピースの形状を工夫し、イヤーピースだけで安定した装着感を実現する、“ぴったりフィットイヤーピース”を新採用」と説明にあるが、耳の形状は千差万別だからフィットしない場合もあるのだろう。ランニングだと外れやすいかもしれない。というか、ランニング時に使うなら、ちゃんと耳たぶで固定するタイプを買った方が安心です。

2017/01/21(土)禁煙分を投信積み立て

 禁煙アシスタントというアプリがある。禁煙を始めた日時を設定すると、禁煙継続時間や節約できた金額などを表示してくれる。これが禁煙の補助になるかどうかは疑問だが、節約できた金額が分かるのは良い。

禁煙アシスタントのスクリーンショット

 節約額は今日で1万円を超えた。僕の場合、1カ月禁煙すると、1万4000円弱になる。これを明確に残すためにはこの分を貯金しなくてはいけない。毎月自動で貯金する仕組みが口座のある銀行にはなかったので、投資信託に積み立てることにした。

 普段使っているSBI証券ではなく、昨年開設してまだ使っていなかった楽天証券の口座を使用。積み立てる投信はコストが安いインデックス型のたわらノーロード 先進国株式ニッセイTOPIXインデックスファンドにした。積立額はそれぞれ7000円ずつの計1万4000円、と思ったのだが、日本株と先進国株が同じ割合というのはポートフォリオのバランスとしてあまり良くない。先進国株式は1万円にして月々1万7000円の積み立てにした。節約額より多いけれど、多い時にはこれ以上の金額をタバコに使っていたのだから、まあ良いでしょう。

 禁煙による節約分は元々ゼロになるはずだったお金なので、積み立てが3割や5割元本割れしてもあまり気にならない(まったく気にならなくはない)。それを考えると、基本的にこの口座はほったらかしで行ける。

 禁煙してるといっても電子タバコは吸っている。マルマンの電子PAIPOに加えて、先日、X-TC3を買った。タバコサイズの大きさで格好良く、ケースで充電できるのがメリット。大きなサイズの電子タバコに比べて吸った感じが少ないのがデメリット。これだけだとちょっと物足りないかもしれないので、大きなサイズのものも買っておいた方が良いです。

 会社で使い始めたら、周囲に電子タバコ利用者が増えてきた。ニコチン、タールの摂取による健康被害を気にしてるわけではなく、紙巻きタバコや加熱タバコよりコストが安いのと、電子タバコの仕組みそのものに興味を持って始めるケースが多いようだ。

2017/01/08(日)禁煙できないという思い込みについて

 喫煙者が「ニコチンを求めてタバコを吸い、タールによって死亡する」のであれば、タールゼロのプルーム・テックを吸っている限り、健康には何の問題もないはずだ。ところが、プルーム・テックのパッケージには「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなり、心筋梗塞・脳卒中の危険性や肺気腫を悪化させる危険性を高めます」という一般のタバコと同じ注意書きがある。これはタールのない喫煙の健康への影響が医学的に明らかになっていないためだろう。プルーム・テックが健康にどんな影響を及ぼすかはユーザーの今後の健康状態を追跡調査しなければ、分からない。

プルーム・テックのパッケージにある注意書き

 20歳でタバコを吸い始めて30数年、禁煙したことは一度もない。喫煙によって健康を害する不安がないわけではないが、今のところ、血圧、血糖値、体重をはじめ健康診断の数値はすべて正常の範囲内だ。2年前に受けた人間ドックでは担当の看護師さんから「人間ドックを受けた人の中でこんなに数値の良かった人は初めてです」と褒められた。しかし禁煙をしたことがないのは健康だからではない。僕には禁煙できないと思い込んでいたからだ。

 タバコが手元にないと不安になる。だから常に買い置きをしている。そんな生活をずっと続けてきた。昨年12月中旬にプルーム・テックを吸い始めてからも普通のタバコはやめなかった。ふと考えた。プルーム・テックは別においしいわけではないが、これだけでもやっていけるんだろうか? 昨年末、タバコを買うのをやめてみた。正月三が日は普通のタバコを吸いたくなったが、4日目からそうでもなくなった。ニコチンはプルーム・テックによって補充されているのだから、禁断症状がないのは当然だ。

 プルーム・テックのメリットはタバコを1本吸うという感覚がないことだ。普通のタバコは火をつけたら吸い終わるまでやめられない。いや、やめてもいいが、ちょっとだけ吸って火を消すのはもったいない。プルーム・テックの場合、すぐに吸えるし、いつでもやめられる。経済的なのだ。

 1個のたばこカプセルで50パフできる(50回吸える)から、10パフでタバコ1本吸うのと同じになるが、回数を数えながら吸うのは性格的に合わない。とりあえずニコチンを補充すればいいのだから、10回吸わず、数回でやめてもいい。だからそんな吸い方をした。喫煙場所(家でも会社でも)に行く頻度は同じなので、10回未満でやめると結果的にニコチンの摂取量は減る。

 先日書いたように味に関しては電子PAIPOの方がましなので、一昨日からプルーム・テックもやめて電子PAIPOだけにしてみた。意外なことにニコチンの禁断症状と呼べるような苦しさはまったくない。これはニコチン摂取量が減っていたからかもしれない。ニコチンが完全に体から抜けるには72時間かかるらしい。今後どうなるかは分からないが、このままニコチン依存から脱却できそうな感触はある。

 ニコチンの害について検索していて、「喜びに包まれる禁煙法」というブログにたどり着いた。元喫煙者の医師が書いているブログでとても面白い。健康不安を理由とした禁煙は失敗する確率が高いなど興味深い記事が多く、喫煙者には一読をお勧めする。そのブログの中で「多様性~タバコ脳の程度は十人十色~」という項目がある。禁煙にたやすく成功する人と失敗する人がいるのはなぜかを解説した内容だ。

 それによると、ニコチンを分解・排出する能力は人によって異なる。ニコチンの代謝能力の高い人は体内からニコチンが早く排出されるのでニコチンを摂取する機会が多くなり、依存傾向が強くなるそうだ。そういう人は禁煙に苦労することになる。自分ではニコチン依存度が高いと思っていたが、禁断症状らしきものがないということは依存度は低いのかもしれない。

2016/12/30(金)露点温度について

 近所の床屋さんは笑い話が好きである。「年末は客が多くてもうかるだろう」と、客に聞かれてこう答えたそうだ。「昔はハサミの音がチョッキーン、チョッキーンと聞こえた。今はシャッキーン、シャッキーンと聞こえる」。どこかで聞いたような小話だが、面白い。

 その床屋さんと、糸魚川市の火事で年末に焼け出された人は大変だという話になった。産経新聞によると、この大火で周囲の住宅はすべて焼けたのに1軒だけ燃えなかった家があったそうだ。「燃えなかった理由は、普通の住宅とは異なり、火に強いステンレスのトタン板を外壁に使い、一部は耐火レンガだったことが大きいとみられる。屋根の洋瓦も一部はステンレス製だった。さらに、暴風に備えて窓はワイヤ入りの二重ガラス。屋根の軒先は火の粉が入りづらいように設計されていた」。家を建てる際、火事に強い家という注文は出さなかったそうだが、何が幸いするか分からない。普通のサッシは熱で割れてしまうが、二重ガラスは断熱だけでなく、火事にも強いらしい。

 家の断熱について調べていて、露点温度に興味を持った。これは結露が発生する温度。部屋の中の温度と湿度は温度計で分かる。外気温が(正確には窓ガラスの表面温度が)何度になった時に結露が発生するかが分かれば、結露対策を取りやすいだろう。

 露点温度の算出法は素人には難しいが、計算できるサイトやExcelの計算シートがけっこう公開されている。部屋の温度が18℃で湿度が40%の場合、露点温度は4.2℃。この場合、ガラス窓の表面温度が4.2℃以下になったら、結露が発生することになる。湿度が下がれば、露点温度も下がり、同じ室温18℃で湿度30%の場合、露点温度は0.18℃になる。

 いちいち計算するのも面倒なので露点温度計はないかと探した。いくつかあるが、最も安いのはエンペックス温・湿度・露点計。結露対策をしたい人は買っておくと、便利かもしれない。天気予報で翌朝の最低気温を見て、部屋の温度と湿度を調整すれば、結露をコントロールすることができるだろう。もっとも、部屋の温度や湿度を下げすぎると、風邪をひく心配がありますけどね。