2005/02/28(月)第77回アカデミー賞授賞式

 終わってみれば、「ミリオンダラー・ベイビー」の圧勝と言っていいのではないか。作品、監督、主演女優、助演男優の主要4部門を受賞した。11部門にノミネートされた「アビエイター」は5部門を制したが、ケイト・ブランシェットの助演女優賞を除けば、主要部門に食い込めなかった。マーティン・スコセッシ、またも残念。

 「クリント・イーストウッド、私を信じてくれて、ありがとう」。スピーチで一番良かったのは主演女優賞を受賞したヒラリー・スワンクか。アネット・ベニングにも取らせてあげたかったが、仕方がない。

 クリス・ロックの司会は可もなく不可もなし、といったところだった。今年は全般的に進行があっさりしていて、壇上ではなく、客席の通路でプレゼンターがオスカー像を渡す趣向もあった。短編賞などはどういう作品なのかの紹介もなかった。実質3時間ちょっとの長さで、アカデミー受賞式は4時間ぐらいないと、なんだか物足りない。

2005/02/27(日)「キューティーハニー」

 漫画チックに徹している分、「CASSHERN」よりは随分ましだし、上映時間が短いのもいい。ストーリーに破綻もないし、少なくともDVDで見る分には腹は立たない。庵野秀明監督は映画の器というものをよく理解していると思う。もちろん同じ漫画チックでも「下妻物語」には負けている。ああいう弾けたおかしさがもっとあると良かった。

 主演の佐藤江梨子は軽薄な役柄によく合っているけれど、原作はもう少し知的な部分があったように思う。秋夏子役の市川実日子の存在が大きく、映画を支えている。ハニーと夏子の関係にもっと焦点を当てると、それこそ「下妻」みたいになったかもしれない。悪の組織パンサークローの面々のメイクは大きな減点対象。漫画チックでもそれなりのリアリティは必要だろう。

2005/02/27(日)きょう作成したファイルをコピーするVBS

画像ファイルをコピーする時にはバッチファイルを使っていたが、VBSで書くと、こんな感じか。「Windows Script Hostハンドブック」を参考にした。画像だけでなく、すべてのファイルが対象。

'jpgcopy.vbs
Set Obj = CreateObject("Scripting.fileSystemObject")
Set JpgFldr = Obj.GetFolder("C:\homepage\photo\")
count = 0
  For Each F In JpgFldr.Files
    If InStr(CStr(F.DateCreated),CStr(Date)) = 1 Then
      F.Copy "D:\homepage2\photo\"
      count = count + 1
    End If
  Next
If count = 0 Then
  MsgBox "今日作成したファイルはありません。"
else
  MsgBox "今日作成したファイルを" & count & "個コピーしました。"
End If

VBSは実行するたびにウィルスソフトが反応する。ノートン・アンチウィルスの場合はスクリプトを書き換えたら、別のスクリプトと解釈するためか、警告のダイアログが頻繁。VBSで実行されるウィルスが多いので仕方がないが、そういう意味では使いにくいスクリプトだな。

2005/02/20(日)「CASSHERN」

 言いたいことは分かるが、言い方(描き方)がくどい。もう少し描き方に洗練が欲しいところ。といっても映画初監督の紀里谷和明には無理だったのだろう。

 最初の40分が死ぬほど退屈。アクション場面で少し面白くなって、後はまたひたすら退屈。セリフで説明している部分を映像で見せる工夫が必要。脚本はプロの脚本家に任せた方が良かったと思う。

 アクションで良かったのは元のアニメの動きを取り入れている部分だけ。この題材は上映時間も1時間30分ぐらいが限界でしょう。なのに2時間21分もある。無駄に長いのが自主製作映画のよう。

2005/02/19(土) setmarkマクロ

 任意の単語のある行をマークするマクロ。これの欠点は同じ行に該当の単語がある場合、行のマークが消えてしまうこと。秀丸マクロのsetmarkは一度実行すると、マークするが、もう一度実行すると、マークを削除するからだ。マークの削除はunsetmarkとかのコマンドがあると便利なんですけどね。
//setmarkマクロ
gofileend;
#y = lineno;
gofiletop;
$word = input("マークしたい単語を入力してください");
call subrewrite;
if(#count !=0){
marklist;}
endmacro;
subrewrite:
#count = 0;
while(lineno <= #y){
searchdown $word;
     if(!result){break;}
if(result == yes){
setmark;
#count = #count + 1 ;
     }
}
if(#count > 0){
message $word + "は" + str(#count) + "カ所にあります。";}
else{message "マークした箇所はありません";}
return;
Nvu(エヌビュー)を使ってみよう

 0.81が出ていたので、インストール。日本語化したら使いやすくなった感じ。こうしたGUIなHTMLエディタはテーブルを組む時には便利だが、今や表を除いてテーブルタグを使うことはなくなった。こういうツールは初心者向けの意味合いが大きいだろう。ヘルプの日本語化とか、もう少し詳しいドキュメントが整備されていくといいと思う。

 今、映画評のページのレイアウト変更を進めている。同じパターンのタグでだいたい書いているので、簡単な秀丸マクロを書けば、手間をかけずに書き換えられる。昨日は80ページ余り。ファイルを秀丸で開いてマクロを実行すれば、1ファイル1秒もかからない。中にはパターンが微妙に異なる書き方もあるので細かな修正は必要だが、外部スタイルシートの利点を痛感しているところ。これがテーブルでレイアウトしていたら、変更は大変だっただろう。