2019/06/03(月)Fire TVでメンバーズオンデマンド

 久しぶりにWOWOWメンバーズオンデマンドを起動したら、「Amazon Fire TVシリーズ対応」のお知らせがあった。5月20日からで、対象機種はFire TVの第2世代と第3世代、Fire TV Stickの第2世代とFire TV Stick(4K)。自分のは第1世代じゃなかったっけと思ったが、見てみたらアプリがインストールできるようになっていた。第2世代だったのだ。さっそくインストール。

 始まった頃のメンバーズオンデマンドは画質が良くなかったが、今は随分向上した。テレビ画面で見ても悪くはない。ただし、テレビを置いている居間はWiFiの電波が弱いので時々、ブロックノイズが発生してしまう。先日、イーサネットコンバーター(中継機)にしているNECのルーターを買い換えたのだが、それでも時々WiFiの接続が途切れるようだ。Fire TVの第2世代は2.4GHz帯だけで5GHz帯に対応していないのも痛い。もっともNetflixやHuluではブロックノイズはほとんど発生しないので、WOWOW側の配信技術(アプリのバッファリングの設定)も影響しているのだろう。

 メンバーズオンデマンドは登録端末が3台までの制限があったが、いつの間にか5台に増えていた。同時視聴はこれまで通り、契約数と同じ(つまり1契約なら1台だけ)だが、登録端末が増えただけでもありがたい。

 それと、最近はあまり起動していなかったので知らなかったが、Fire TVがTVerにも対応していた。これもうれしい。これまではスマホやタブレットをテレビにキャストしたり、外部接続したりしていた。その手間も不要になった。

 それにしてもWiFiの電波の強化を図る必要はある。中継器を買うか、ルーターを買い換えるか。中継器ならこれがいいようだが、少し高いのがネック。



 Line Payは9日までプラス15パーセント還元なので、ヤマダ電機に中継機を見に行った。上の中継機の価格は5980円だったが、ヤマダは外税表示なのでプラス消費税で6459円になるだろう。10パーセントのポイントが付いて、Line Payで15パーセント還元なら恐らく実質4620円ぐらいでamazonの価格より安くなる。ほとんど買う気持ちになったが、考え直して帰宅し、ふと思いついてルーター間の接続を2.4GHz帯にしてみた。

 NECのルーターは初期設定では5GHz帯が優先されるが、5GHz帯は障害物に弱い難点がある。うちの場合、ルーター間に壁が2つもあるので、5GHzでは厳しい。2.4GHzにしたら、案の定、速度が数倍に上がった。2.4GHzは電子レンジなどに影響される弱点があるのだけれど、しばらく様子を見てみようと思う。 

2017/08/15(火)連続ドラマW「アキラとあきら」

 ミステリマガジン9月号によると、池井戸潤の小説「アキラとあきら」は2006年から2009年にかけて問題小説に連載された。単行本化されていなかったその小説をWOWOWの青木泰憲プロデューサーが読み、池井戸潤に「胸が何度も熱くなりました」と伝えたそうだ。そうした作り手の思いはドラマの内容に結実しており、だからこっちの胸だって毎回熱くなりっぱなしになるのだろう。

 原作を読んでいる家内に言わせると、ドラマの方が面白いという。連載原稿は原稿用紙1500枚。池井戸潤はドラマ化に合わせて出版するために気に入らない部分を700枚を削り、新たに500枚を書き足し、さらに300枚削って100枚足した。ドラマの方は連載原稿を基にして脚本化しているから(これは水谷俊之監督が「WOWOWぷらすと」で語っていた)、文庫本とドラマの内容が違ってくるのも当然なのだった。

 ドラマの内容はWOWOWの紹介を引用すると、「自らの意志で人生を選んできたエリートと、自らの能力で人生を切り開いてきた天才 2人の“宿命”を描くヒューマンドラマ」ということになる。バブル期前後を舞台にした物語。父親が零細企業を営む山崎瑛(斎藤工)と大企業・東海郵船社長の息子階堂彬(向井理)は共にメガバンクの産業中央銀行に入行する。山崎瑛が銀行員を目指したのは倒産しそうな父親の会社を助けた銀行員の姿を見ているからだ。階堂彬は大企業の社長を継ぐという敷かれたレールに乗ることを嫌って銀行に入った。金持ちと貧乏人の主人公という設定なら、普通は貧乏人の方を主人公にしてその対立者として金持ちを描くことになりがちだが、この物語は違う。2人のあきらはお互いの実力を認め合い、共に銀行員として理想的な姿を追い求める。

 それを象徴するのがこんなエピソードだ。山崎瑛が担当している中小企業が倒産しそうになる。この会社の社長の娘は心臓病を患い、アメリカで移植手術を受ける予定だった。倒産して銀行預金を差し押さえられたら、娘は手術を受けられなくなる。瑛は社長に預金を全額解約して他行に移すよう勧める。その結果、銀行に損害を与えたことから瑛は静岡支店に異動させられることになる。「山崎はこれで出世コースから外れた」と陰口をたたく行員がいる中、階堂は「早く帰ってこい。おれはお前と一緒に仕事がしたいんだ」と話す。

 2人のあきらの行動は正義と理想を意識したものではなく、人間として真っ当な在り方に基づく自然なものだ。「取引先のことを助けてやってくれ。それがお前の宿命だ」。瑛の父親(松重豊)はことあるごとにそう言う。ある銀行幹部はこう言う。「銀行は社会の縮図だ。金は人のために貸せ。生きた金を貸すのがバンカーだ」。銀行が金儲けのためだけに仕事をしていいはずがない。池井戸潤のそういう主張を最大限に物語にちりばめた脚本(前川洋一)と的確な演出(水谷俊之、鈴木浩介)、出演者たちの好演がドラマを充実したものにしている。羽岡佳の音楽を聞くたびに強く心を動かされる。必見のドラマだと思う。

2016/10/25(火)「ウォーキング・デッド」シーズン7第1話

 「惨き鉄槌」(原題: The Day Will Come When You Won't Be)」のタイトルが付いている。今年3月放送のシーズン6のラスト、主要メンバーの誰かがバットで殴り殺されたが、殺される人間の視点で描かれたので誰が死んだのか分からなかった(殴られて画面の上から血がドロッと流れた後にもう一度バットが振り下ろされ、画面がブラックアウトする)。それがようやく明らかになった。

 僕はリアルタイムでは見られなかった。代わりにTwitterのタイムラインを見ていたら、リアルタイムで見ている人の阿鼻叫喚のつぶやきが並んだ。ネタバレも書いてあった。というわけで録画したのを見たら、それほどでもなかった(当たり前です)。

 有刺鉄線を巻いたバットで頭を叩き潰すという描写は正視に耐えない。アメリカの地上波は暴力描写の規制が厳しいが、AMCのようなケーブルテレビに関してそれはないらしい。地上波でもケーブルでも家庭で子どもが見る可能性は同じなのだから、これは少しおかしい気もする。

 それはともかく、このドラマを知らない人が見てもこの描写は正視に耐えないだろうが、数年間、このキャラクターを見続けてきた人のショックは計り知れない。特に日本では人気のあったキャラクターだから(うちの次女もファンだった)、「ウォーキング・デッドはもう見ない」という人がいるのも分かる。

 これはアメリカでも賛否あるだろうと思って。IMDbの評価を見ると、17955人が投票した段階で9.3と恐ろしく高い。10点満点が66.1%、9点が16.6%と9点以上が8割を占める。少なくともシリーズのファンはこの内容を支持しているということになる。僕は6点を投票した。ロッテン・トマトでは69%が肯定的評価。平均点は7.2となっている。

2016/05/24(火)ドラマ「深夜食堂」

 amazonプライムビデオに「深夜食堂」の第2シーズンまでが入ったので、毎日1、2話ずつ見ている。ほとんど見たと思い込んでいたが、それは第2シーズンと第3シーズンの方で第1シーズンはあまり見ていなかった。第5話「バターライス」とか、第6話「カツ丼」とか、しみじみといい話だなと思う。

 「バターライス」はグルメ評論家(岩松了)にまつわる話。「めしや」に連れてこられた評論家が、流しの歌手ゴローさん(あがた森魚)がバターライスを食べるのを見て、自分も食べる。それ以来、「めしや」によく来るようになる。実は評論家とゴローさんには貧しい頃にあるつながりがあった。

 バターライスはご飯にバターを乗せて、30秒待ち、醤油を少しだけかけたもの。料理と言うには簡単すぎるのだけれど、そういう食べ方、つましい食事が思い出につながるものなのだ。幼い頃によく食べた料理は郷愁を呼び起こす。韓国や台湾でも人気を集め、独自にドラマ化もされているのは、食に関する思いがどの国でも共通するからなのだろう。

 去年の映画も良かったが、好評を受けて「続・深夜食堂」が11月に公開されるそうだ。これは楽しみ。ドラマの方はNetflixで10月から始まるとのこと。できれば、地上波でやってほしかったけど、これだけでNetflixに入ろうかという気になる。

【amazonビデオ】深夜食堂

2016/02/20(土)「ウェイワード・パインズ 出口のない街」第1話

 FOXテレビで始まったサスペンスドラマ。「M・ナイト・シャマラン初のドラマシリーズ」というコピーよりも、ブレイク・クラウチ原作(「パインズ 美しい地獄」「ウェイワード 背反者たち」「ラスト・タウン 神の怒り」)のドラマ化ということで興味を持って第1話「偽りの理想郷」を見た。原作は薄味の大作というB級風味あふれる作りで、簡単な感想は以前書いた。3部作のエピローグのラスト1行はほとんどジョークとしか思えない。高く評価はできないが、スラスラ読めるので暇つぶしにはなるというぐらいの小説である。

 ドラマはマット・ディロン主演、ジェイソン・パトリック、ジュリエット・ルイス、カーラ・グギノ、メリッサ・レオら共演で、かつての映画スターが顔を揃えている。

 シークレット・サービスの捜査官イーサン・バーク(マット・ディロン)は森の中で目覚める。体は傷だらけ。ウェイワード・パインズという町までたどり着いたイーサンはそこで倒れ、病院に収容される。看護師によると、イーサンは交通事故に遭ったのだという。家にもシークレット・サービスにも連絡がつかない。病院を抜け出したイーサンは酒場でビバリー(ジュリエット・ルイス)に出会い、住所を書いたメモを渡される。その家を訪ねると、同僚の腐敗死体があった。

 イーサンはラストで町の周囲に高い壁があるのを知る。町からはどうしても出られないらしい。原作を読んでいると、展開がまだるっこしいが、演出は悪くないと思う。とりあえず、怪物が出てくるまでは見ようかと思う。いつごろ出てくるんだろう。IMDbの評価は8.3。ちなみに第1話は無料視聴できる。既にDVDも発売済みだ。

 それにしても、この出演者は10年以上前なら凄い豪華キャストだっただろう。映画でお呼びがかからなくなると、テレビに出るようになるのはどこでも同じだ。とはいっても、テレビから映画に進出するケースも多く、「ウォーキング・デッド」のローレン・コーハンは「The Boy」という新作で主演している(B級ホラーらしい)。コーハンは「バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生」ではスーパーマンの母親役を演じる(違った。バットマンことブルース・ウェインの母親役だった)。そこそこ美人でスタイル抜群なので映画でも十分通用するのだろう。

【amazon】ウェイワード・パインズ 出口のない街 シーズン 1 (字幕版)

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