2016/02/04(木)定額自動入金サービス
じぶん銀行がau WALLETへのチャージ上乗せキャンペーンを行っている。条件を満たすと、キャンペーン期間中のチャージが5%上乗せになる。条件はじぶん銀行口座開設とau ID設定と定額自動入金サービスの設定。残念ながら既存ユーザーは対象外だ。
だが、定額自動入金サービスは便利なので設定しておいた。他のネット銀2行(住信SBIネット銀行、大和ネクスト銀行)では既に3年ほど前から設定済み。メインバンクの宮崎銀行から預金をネット銀へ振り込む手間と手数料が省けるのが大きい。
普通預金に関しては、かつては金利が高かったネット銀も今は地銀と同水準になった。それでもボーナス時期に行う定期預金のキャンペーンでは地銀の10倍程度の金利を設定することが多い。加えてATM手数料もじぶん銀行はau IDを設定していれば、月何回でもいつでも無料だ。時間外や休日に手数料を取る地銀は使い勝手が悪い。
マイナス金利の導入でその手数料も値上げされるだろう。宮崎銀の場合を見てみたら、なんとマイナス金利導入発表(1月29日)より前の1月25日付で手数料改定の「重要なお知らせ」が出ていた(http://www.miyagin.co.jp/pdf/1455_pdf_data.pdf)。振込手数料は3万円以上が現行の432円から540円に、コンビニATM入金手数料は108円から216円になる(預金するのに手数料取るわけですね。そうですか、それは知りませんでした)。マイナス金利前でこれだから、今後さらに手数料引き上げがある公算が大きい。
宮銀の場合、「たまるーじ倶楽部」というポイントサービスがあって、定期預金や給与振り込み、公共料金支払いなどに総合口座を利用していると(60ポイント以上だと)、ATM手数料は無料になる。しかし、振込手数料を考えると、ネット銀に預金の一部を移さざるを得ない。
住信SBIネット銀行は今月からスマートプログラムを始めた。利用内容によって利用者に4段階のランクを付け、サービス内容に差を付けるもの。ATMを無料で利用できる回数に制限が設定されたので大幅な改悪だが、振り込みに関しては最低ランクでも月2回は無料で行える。僕の場合は月15回無料になった(そんなに振り込みはしない)。
毎月の自動振込サービスもあるので、子どもへの仕送りにはとても便利だ。これまで振り込みは大和ネクストも併用していたが、今後はSBIに一本化しようと思っている。スマートプログラムのポイントはキャッシュカードをVISAデビットカードに変えた方が貯まりやすいので今日、変更を申し込んでおいた。
2016/01/28(木)「幻魔大戦」全20冊合本版
昨日、「 More Access! More Fun!」の記事にリンクが張ってあったので、amazonの「幻魔大戦 全20冊合本版(角川文庫)」をほしい物リストに入れておいた。Kindle版だけど、994円+ポイント20%というのは格安だ。
ところが、今日見たら、9,936円+ポイント8942ptに変わってた。目を疑いましたよ、1日で一ケタ変わるとは。ポイント還元を考えると、実質200円ぐらいしか違わないのだが、現金を1万円近く出すことには少し抵抗がある。でも、買っておくかなあ。
2016/01/21(木)記憶力が…
amazonプライムビデオには見ていない日本映画がけっこうある。見逃していた「ソラニン」があったので先日、30分ほど見た。そのうち続きを見ようと思いながら、そのままになっている。
昨日書いたように、この日記の(no title)となっている記事タイトルを修正しているところなのだが、なんと5年前、2011年6月7日の日記に「ソラニン」の感想を書いていた。テレビで見ていたのだ。
はあ。脱力してしまう。たぶん、WOWOWで見たのだろうけれど、すっかり忘れていた。記憶力が悪くなったのは実感しているが、一度見た映画を忘れるとは。テレビで見ると、特に面白いと思えなかった映画の場合、印象に残らないことも多いのだ。
日記の修正はさかのぼって2009年まで来た。書き換え用の秀丸マクロを書いてDBファイルを直接書き換えている。しかし、タイトルにいろんなパターンがあってうまく行かないこともしばしば。タイトルにリンクが含まれていたり、そのリンクにtarget="_blank"があったり。まあ、マクロはなんとかできたので、作業スピードは格段に速くなった。
FTPソフトのFileZillaを使い、サーバー側のdatファイルを秀丸で開く。マクロを実行し、title=○○○となっているのを確認して秀丸を閉じると、FileZillaが「アップロードしますか?」と聞いてくるのでOKボタンを押して終了。だいたい5、6秒で1ファイルの書き換えができる。作成したマクロはほとんど正規表現の置換だけの簡単なものだが、十分役に立っている。ただし、タイトルは書き換わっても、日記のナビゲーションのところはno titleのまま。これは日記を再構築すると修正されるそうだ(nabeさん、コメントありがとうございました)。
修正した日記を読むと、もう通用しない記述やどうでもいい内容のものがある。そういうのは削除してもいいのだが、日記は外部記憶でもあるからなあ。記憶力が悪くなると、自分にとっては貴重ではある。数年前に書いた映画の感想読み返すと、そんなこと考えていたのかと思ったりしますからね。
2016/01/13(水)日記タイトル変更
日記をバージョンアップし、デザインも変更したのでタイトルを変えた。「映画プラス1」ってありそうなタイトルだが、検索してみると、なかったので採用。ただし、「+1[プラスワン]」(amazon)というアメリカ映画(見てみましたが、Z級映画です)や「+1 プラス ワン」(allcinema)という日本映画のシリーズがあって、「映画プラス1」で検索すると、そっちが出てくる。
プラス1の元ネタはもちろん、ギャビン・ライアルの傑作冒険小説「深夜プラス1」ですが、個人的には「もっとも危険なゲーム」の方が好きです。「もっとも危険なゲーム」に関しては以前も書いたことがあったなと思って古い日記を検索してみたら、2003年1月28日の日記にあった。この日にライアルは死んだのだ。
ライアルはこれを残しただけでも冒険小説への貢献度は大きいと思う。読んだのはもう20年以上前だが、「目の前に見えた。はっきりと見えた」というフレーズは今も覚えている。飛行機パイロットの主人公はある人物から大金を謝礼に与えるという言葉を聞いて、自分の新しい飛行機を持つ夢を一瞬見るのである。しかし、即座に断る。クライマックスのボウガンとライフルの対決は冒険小説史に語り継がれるべきものだと思う。
ところがこの本、絶版のようだ。これはぜひ再版してほしい。「深夜プラス1」は絶版ではありません。
2015/09/28(月)「大越健介 メジャーリーグをゆく」
サイゾープレミアムの高須基仁による批評「NHK大越健介キャスターが2時間特番で見せたキャッチボールと涙は、強烈な反撃だ!」がとても良い文章だったので昨日、NHK BS1で再放送された「大越健介 メジャーリーグをゆく~知られざるアメリカの素顔~」を見た。8月に放送されて評判を呼び、再放送を要望する声が多数寄せられたらしい。昨日の再放送は既に2回目(放送は計3回目)だった。
3月まで「ニュースウオッチ9」のキャスターを務めた大越さんが大リーグの現場を歩いて人気の秘密を探る内容。5世代にわたってレッドソックスのファンの女性や松井秀喜、川崎宗則、大リーガーを夢見る大学生、その大学生を無償で支える女性、プエルトリコの少年たち、シーズン70本塁打の記録を作ったマーク・マグワイアなど多数の人々を取材していく。高須基仁はこう書いている。
かつてソフトバンクで活躍し、今はマイナーリーグに所属している川崎宗則選手も取材した。メジャーリーグに上がるのは大変ではないかと尋ねると、川崎は「楽しくてしょうがない」と語った。マイナーだろうとメジャーだろうと、毎日野球をする、毎日仕事がある、こんな楽しいことはない、と。川崎の父親は、ひとり働きの電気工事屋だという。毎日、休みなく仕事をする。そんな父親はプロフェッショナルだ、とあっけらかんと語る川崎に、大越はまたキャッチボールを頼んだ。ピシッと捕りやすい球が返ってきた。>ところどころ、大越の横顔がカットインされるのだが、眼鏡の奥で泣いていた。涙を落とすわけではないが、にじませていた。何度も何度も。
番組を見ていて微笑ましくなったり、胸を打たれたりするのは夢見る人々や逆境にいる人々を取り上げているからだ。東大野球部のエースだった大越さんは日米学生野球で30年以上前にマグワイアと対戦したことがある。大越さんはこう聞く。「私もあなたも既に50代ですが、今、なにか夢はありますか?」。薬物使用疑惑で球界を一時離れ、今はドジャースの打撃コーチを務めるマグワイアは少し考えて答える。「今がまさに夢の中だよ。若いころから選手を指導するのが夢だったんだ」。
大越さんの「ニュースウォッチ9」降板は左遷といわれた。安倍政権べったりの会長の下で庶民目線で政権批判をする大越さんの存在を目障りに思う上層部がいたのだろう。高須基仁の「強烈な反撃」という言葉は降板に対する反撃を指すが、それを抜きにしても良い番組だった。