2011/11/10(木)「フェア・ゲーム」

 ダグ・リーマンの演出はどうも切れ味が今一つで、話のポイントが定まらない感じ。イラクの大量破壊兵器をめぐるCIAの女性工作員の実話。

 主人公のヴァレリー・プレイム・ウィルソンはイラクに核兵器開発の事実がないことを突き止め、夫の元ニジェール大使ジョー・ウィルソンもイラクにウラン購入の事実がないことを明らかにするが、ブッシュ政権の副大統領補佐官によって、ヴァレリーがCIA工作員であることをリークされ、夫婦は世間の攻撃を受ける。フェア・ゲームは「格好の標的」の意味とのこと。

 エンド・クレジットは原作同様、登場人物の名前に伏せ字がある。ヴァレリー本人も登場する。面白い題材なのにエンタテインメントが本領であるダグ・リーマンには合わなかったのだろう。生きていれば、シドニー・ルメットにぴったりだったか。

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