2011/05/18(水)「ウルフマン ディレクターズカット版」

 劇場公開時に見ていないのでどこがディレクターズカットなのか分からないが、16分長いとのこと。1941年のロン・チェイニー・ジュニア主演「狼男」のリメイクでベニチオ・デル・トロが狼男を演じる。その父親にアンソニー・ホプキンス。監督は「ジュラシックパークIII」のジョー・ジョンストン。デル・トロの相手役に「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のエミリー・ブラント。監督もキャストも傑作になりそうな布陣だが、批評的にも興行的にも失敗した。

 僕はそんなに悪くないと思ったが、話が古いのが欠点か。1941年の映画の単なるリメイクでは限界がある。何か現代的なアレンジを入れたいところだった。狼男の特殊メイクを担当したのはリック・ベイカー。変身シーンのリアルさはジョー・ダンテ「ハウリング」(1981年)をはじめとしてもはや、やり尽くされた観があり、ベイカー自身も「狼男アメリカン」(1981年)で経験がある。変身後の姿がそれほど狼っぽくないのは古典のリメイクを意識したためかもしれない。

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