2004/02/13(金)「ダウン」

 ナオミ・ワッツが「マルホランド・ドライブ」の前に出た作品。元はオランダ映画「悪魔の密室」で、これはアヴォリアッツ映画祭のグランプリを受賞したそうだ。

 高層ビルのエレベーターが人を襲うという話。ホラーとしてはまったく怖くないが、エレベーターが人を襲う理由もきちんとあって、まあ意外にまともに作ってある。というか期待度ゼロで見たので、そう感じたのかもしれない。クライマックスにはVFXの炸裂が欲しいところ。マイケル・アイアンサイドがいつものような役柄で出てくる。ワッツは魅力全開とはいかないが、ファンなので眺めているだけでも満足。監督はオリジナルと同じディック・マース。IMDBの評価は4.8。オリジナルの方は6.3。