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2015年03月19日の記事

2015/03/19(木)「アニマル・レスキュー」

 デニス・ルヘインの新作「ザ・ドロップ」の元になった短編でミステリマガジン2012年1月号に掲載された。この短編は「The Drop」のタイトルで映画化されており、それをルヘイン自身がノベライズしたのが「ザ・ドロップ」になるそうだ(【今週はこれを読め! ミステリー編】『ザ・ドロップ』に犯罪小説の真髄を見た!)。

 原作者本人が自分の原作の映画化作品をノベライズした例としては梶尾真治「クロノス・ジョウンターの伝説」→「この胸いっぱいの愛を」があるが、珍しい部類だ。

 短編「アニマル・レスキュー」はけがをした犬を拾った男の物語。ミステリマガジンで21ページだから、文庫にすると40ページぐらいになるだろうか。意外性があり、しっかりした短編という感じだ。ルヘインは犬好きらしい。

 IMDbで調べると、映画「The Drop」の評価は7.1、ロッテン・トマトでは89%のレビュアーが支持している。監督はベルギー出身のミヒャエル・R・ロスカム。脚本もルヘインが書いている。主演はトム・ハーディ、ノーミ・ラパス。アメリカでは2014年9月に公開された。無名の監督、地味なキャストなので日本での劇場公開は難しいだろう。DVD出してくれないかな。

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