2015/02/16(月)32年ぶりの箱崎

 長男が九大の伊都キャンパスから箱崎キャンパスに移るので引っ越しのため、大学卒業以来、32年ぶりに箱崎周辺に行ってきた。去年も長男の受験の付き添いで行ったんだけど(https://twitter.com/sundance1987/status/437946583271739393)、その時行ったのは文系キャンパスだけだった。僕が住んでいた大学の東側に行ったのが32年ぶり。片側1車線だった道路は2車線に広がり、鉄道は高架に変わっている。自分の頭の中には大学時代の風景があるので戸惑う。当時はこんなにビルが建ち並んではいなかった。最初は地理が分からなかった。

 大学の中を歩いてみた。外と違って、あまり変わっていない。伊都キャンパスに移転の途中なので、理系の建物の中には解体工事(?)が進んでいるものもある。変化はそれぐらい。懐かしい。春休みのため学生の姿は少なかった。今の大学の春休みって長いんですよね。3月末まで授業はないそうだ。僕らの頃は1カ月もなかった。

 計画では移転が完了するのは2019年度。長男の在学中に文系キャンパスの移転も始まる。この建物が全部なくなったら寂しい思いがするだろう。大正11年にアインシュタインが訪れた場所でもあるのだ。大学に「跡地利用将来ビジョン検討委員会」というのが出来ていて利用法を検討しているが、長い歴史を刻んできた建物なので一部は残す方針なのだろう。伊都キャンパスは新しくてすごく立派だけれど、自分の母校とは言えない。

 長男のアパートは2階建ての1階。箱崎は空港が近いので飛行機の騒音が心配だが、アパートのサッシは複層ガラスの樹脂サッシで窓を閉めていれば、騒音は気にならない。複層ガラスは断熱効果が高いので結露もしない。自宅のアルミサッシもこれに変えようかと考えていたところだ。今なら、省エネ住宅ポイント制度の適用対象になる。ただし、これ、高い。窓一つ分で十数万円は覚悟しなくてはいけない。全部を一度に変えるのは無理なので、とりあえず一部だけ変更しようかと思っている。