2005/09/06(火) 台風の1日

 昨夜は午前1時ごろまで台風関連のニュースを見て就寝。腹が立ったのはNHKの放送編成。台風14号関連ニュースを中断して衆院選の政見放送を流していた。いったい、台風接近地域の住民の不安をどう思っているのか。バカじゃないのか。テレビ局に詳しい人に聞いてみたら、政見放送というのはかなり気を遣うとのこと。下手な中止や改変を行おうものなら政党からの抗議が大変らしい。放送が無事に終わるとホッとするという。それならば、放送の一部に台風情報を流してはどうかと思うが、そうすると、その政見放送のみ視聴率が跳ね上がって不公平と言われるのだろう。そういう事情が分かっても釈然としないことに変わりはありませんがね。人命と政党からの抗議とどちらが大切かよく考えて欲しいものだ。

 風雨が激しいのでなかなか寝付けなかった。午前5時前に母が起きてなにかごそごそやっている。なんだと思ったら、ご飯の支度。母はラジオを聞いていて、市内のあちこちで避難指示が出たのを知り、慌てたらしい。テレビを付けてみたら停電。すぐに回復したが、また停電。そういうことが3度ほど繰り返されて、なんとか電気は正常に戻った。実家は国道の近くで、電線も幹線が通っているので停電には強い?

 テレビを見ると、確かにいろんなところで避難指示が出ている(しかしまたもやNHKは政見放送を入れた)。実家の近くの地区も大変な状態になっている。明るくなったので外を見たら、そばの田んぼが水浸し。そのうち道路にも水が上がってきて、家に迫ってきた。これは避難しなくちゃという気になりますね。僕らが子どもの頃は台風のたびに床下浸水とか珍しくなかったが、それは治山治水が不十分だった時代の話。巨額の公共工事で河川が立派になった今、こんなに水が出るのは尋常ではない。

 8時頃、両親を近くの小学校(避難場所)に連れて行き、長男は家内が娘2人と避難しているマンションに連れて行くことにした。猛烈な風雨。視界は30メートルほどか。途中、大谷川の橋を通ったら、今にも氾濫しそうな水の量。大淀川ももはやダメという感じだった。長男を送り届けて、いったん家に帰ってみた。側溝から泥水が噴き出している。ウム、やはり避難して正解だったかと思ったが、近所の方々はちゃんと家にいる様子。ま、勧告なので避難しなくてもいいんですが、増水と違って土砂崩れは前兆に気づきにくいので、避難した方がいいと思う。

 避難する時に忘れていたあれやこれやを持って、またもや暴風雨の中、会社へ。予定通り、合羽を着て、駐車場から歩く。この時は幸い、風雨は大したことなかった。で、あれやこれやの仕事。社内食堂が開いていない場合を考えて、母に弁当を作ってもらっていたら、開いていた。

 昼過ぎに風雨が弱まってきた。それでも県内ではいろんな所で被害が出ている。大淀川の決壊は免れたが、暴風雨が昨日の段階での予報通り、真夜中まで続いていたら、危なかっただろう。

文字数計算マクロ改

きのうのマクロの改良版で複数行に対応。ただし、半角文字と改行は0.5文字と計算してしまう。まあ、だいたいの目安というところで。

//文字数計算マクロ改 lettercalc2.mac
if(selecting){
    copy2;}
 beginclipboardread;
    #i = 0;
    #b = 0;
    $a[#i] = getclipboard;
    while( $a[#i] != "" ) {
        #i = #i + 1;
        $a[#i] = getclipboard;
        #b = #b + strlen($a[#i]);
    }
$count = str(#b + strlen($a[0]));
$count2 = str((#b + strlen($a[0])) / 2);
if(((#b + strlen($a[0])) % 2) !=0 ){
    message "全角換算\t: "+$count2+".5文字\n半角換算\t: " + $count + "文字\n行   数\t: " + str(#i) + "行";
}else{
    message "全角換算\t: "+$count2+"文字\n半角換算\t: " + $count + "文字\n行   数\t: " + str(#i) + "行";}
endmacro;

秀丸のマクロライブラリを見たら、同じようなマクロが既にあった(当たり前か)。ただ、書き方はまったく異なるし、上のマクロの場合、クリップボードの文字列を処理するので、他のアプリケーション(WORDとかIEとか一太郎とか)の文字数も計算できる。結局、秀丸を起動しなくちゃいけないので、手間はあまり変わらないんですけどね(秀丸への貼り付けと文字列選択の手間が省ける)。