2005/06/26(日) ビデオ処分

 映画のパンフやキネマ旬報を置く場所がなくなったので、たまったビデオを捨てることにする。とりあえず100本程度。何年も前に録画したものがほとんどだが、中には買ったものもある。哀しいことに多くはカビが生えている。早い時期にDVD化しておけば良かったんですけどね。ついでにもう読むこともない資料とかも捨てた。はっきり言って、キネマ旬報も決算号のみ残して捨てればいいのだし、実際、過去のキネ旬の多くはそうして捨てているのだが、なかなか踏み切れない。

2005/06/24(金) タイトル変更

 スポニチの「スター・ウォーズ」特集(6月17日付)を読んだら、1983年公開の第3作(エピソード6)が「ジェダイの帰還」とあったので違和感があった。劇場公開時には「ジェダイの復讐」だったのに変わったのか? Wikipediaには、去年9月の「スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX」発売時にタイトルが変更されたとあった。なるほど。

 もともと「ジェダイ…」のワーキング・タイトルはRevenge of The Jediだったが、Revengeは語感が強すぎる(イメージもよくない)とされてReturnになった経緯がある。しかし邦題は当初の「復讐」をそのまま使用して公開された。これがそもそも間違いだったわけだが、「シスの復讐」との“ニュアンスの区別をするために”今さら変更するというのも釈然としないものを感じる。

 邦題がビデオ・DVD発売時に劇場公開時から変更されることは少なくないが、「スター・ウォーズ」のように大きな作品の場合は影響も大きい。配給会社はそのあたりをよく考えて邦題を付けて欲しいものだ。

「逆境ナイン」予告編

 「少林サッカー」風の予告編。これだけで十分笑える。主題歌が岡村孝子「夢をあきらめないで」というのがいいですね。全力学園が9回裏112-0からどうやって逆転するのか、楽しみ。監督は「海猿」の羽住英一郎。

2005/06/22(水) 「キング・コング」500円

「キング・コング」のDVD書店に行ったら、DVDがあったので買う。「ヒズ・ガール・フライデー」(1940年、ハワード・ホークス監督)も一緒に買った。というか、最初に「ヒズ・ガール・フライデー」の方に心惹かれたのだ。これはケイリー・グラント主演で、スクリューボール・コメディの古典としてよく引き合いに出される作品。いずれも画質は良くなさそうだが、500円なら腹も立たない。

コスミック出版という会社のDVDで、ここのラインナップを見ると、50年以上前のものばかりなので、著作権フリーの作品を扱っているのだろうか。それにしても「第三の男」まであったのには感心。もちろん、英語(字幕)版のみで日本語版は入っていない。

ついでに、右のジャケットのタイトルは間違っていて、1933年版は「キング・コング」と中点(・)が入るのが正しい。これがないと、1976年のジョン・ギラーミン監督版になる。ギラーミン版はいまやジェシカ・ラングのデビュー作ということでのみ記憶される作品だろう。というか、ジェシカ・ラングも最近、映画で見かけないので、そういう価値もないかもしれない。

ツッコミがあったので、以下に引用。

コスミック出版で扱っている500円dvdの『素晴らしき哉、人生!』ですがどうも問題があるようです。上映時間130分のところ120分しかないそうです。いくら安いとはいえ、こんな事は許されないし、このホームページ見た人が、間違って買ってしますと大変(コスミックさんがその旨を表示していればいいですが)なのでお知らせしときます。ソースは以下です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00070HLGO/ref%3Dlm%5Flb%5F4/249-6065623-1497130

あだちさん、ありがとうございました。

2005/06/17(金)通話無料 父娘篇

 やじうまウォッチ経由。WillcomのCMで、一番下にあるやつの評判がよいとか。なるほど。60秒のやつがしんみりして良いですね。

 「元気か」「元気」「元気か」「元気よ」「元気か」「元気だよ」「元気か」「元気だってば」。この反復のセンスがなかなかいい。監督は誰だろう。もう少し重くなっても良いから画質を良くした方がいいと思う(91kbpsじゃあね)。

 しかし、これを見た後に「通話無料 上京編」を見ると、おやじギャグレベルの出来にがっかり。とても同じ親子とは思えない。

Symantec Brightmail AntiSpamの効果

 メール受信状況@niftyのメールは6月1日からスパム判定率が大幅に向上した。右のグラフは3月20日からきょうまでのメール受信状況。ピンクが学習型フィルターで検出した迷惑メール、緑が基本フィルターで検出した迷惑メール、青が通常メール。通常メール学習通数は44,713通で迷惑メール学習通数は10,471通。学習度は2,103ポイント。学習型フィルターでの検出が大幅に少なくなっている。

 学習度はまだまだだが、基本フィルターでこれだけ検出できると、あまり困らない。問題は受信もしたくない場合にどうするかで、フィルター10個の拒否条件ではとても足りない。受信拒否アドレスは1000個設定できるが、登録していったら、それでも足りないだろう。拒否条件を50個ぐらいに増やしてくれると、ありがたいんですがね。

2005/06/12(日) Quicktimeのムービー編集

 携帯で撮影したムービー(3G2)を編集してみる。トリムしてコピーして新規ムービーにペーストする方式というのは普通のタイムラインでの編集に慣れていると、やりにくい。画面に文字もかぶせたいが、できないみたいだし。テキストの挿入は「拡大/縮小して追加」からできるけれど、もう少し操作しやすいインターフェースになりませんかね。夏に出すというQuicktime7のWindows版ではこのあたり改善されているのだろうか。

オレの書いた「スターウォーズ」評を配給会社が検閲!

 「このままこれを掲載するなら、今後のおつきあいも読者の試写招待もありません」という言い方が凄い。何考えているんだか。「シスの復讐」に関してはマスコミに載る映画評(写真付きのやつ)はすべて信用できない(配給会社の意向に沿った内容に変えられている)と見た方がいいだろう。頼りはネットの映画評だけだな。

 特定の人物がやっていることらしいので、そいつを排除した方がいいと思うぞ、20世紀フォックス。こういう低レベルの人間を置いていると、会社全体のマイナスイメージになるのは間違いない。