2000/11/01(水)「ナッティ・プロフェッサー2 クランプ家の面々」

 前作は見ていない。エディ・マーフィーが何役も演じることで話題になった映画だが、今回も1人9役。そんな必要がありますか。頬がひきつるような下品さにも閉口。笑いを取る場面がほとんど下ネタという酷さである。こういうので笑える感性にはついていけない。

 前作は痩せ薬だったが、今回は若返りの薬をクランプ教授が発明する。これと並行してクランプ教授の悪い遺伝子を分離したことによる騒動がスラップスティックで描かれる。悪い遺伝子は犬の毛と組合わさってもう一人のクランプ、バディ・ラブが出現してしまうのだ。分離したことによる悪影響もあり、クランプの知能は徐々に低下していく。ここで自分の知能を確かめるためにネズミと迷路の競争をするというのは「アルジャーノンに花束を」からの引用だ。

 SF的設定を生かし切れていない脚本にも問題はあるものの、まあ、ピーター・シーガルの演出の未熟さによるものだろう。描写のまずさが目立ち、エディ・マーフィーの演技も僕には濃すぎるように感じた。

 良かったのはジャネット・ジャクソンが歌う「ダズント・リアリー・マター」。この映画の主題歌だったんですね。

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