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4年ほど前から耳たぶの後ろに5ミリぐらいのしこりがあった。脂肪の塊かと思って、1回つぶしたが、しばらくすると、元の大きさに戻った。調べると、アテローマ(粉瘤腫)らしい。Wikipediaによると、「新陳代謝によって表皮から剥がれ落ちる垢などの老廃物が、皮膚内部(真皮)に溜まることによってできる良性の嚢胞性病変の総称」。目立つ場所ではないので、放っておいたが、1週間ほど前から化膿して大きくなった。寝る時に横になって枕に当たると痛いので皮膚科に行ってきた。アテローマの患者はたいてい、化膿してから病院に行く人が多いそうだ。ま、そうでしょうね。
医師に見せると、すぐに「アテローマ」との診断。「大きく腫れてるので切開して膿みを出します。耳が引っ張られて形が変わる場合があるので、本体を出す時には○○病院(某総合病院)の整形外科に行く必要があるかもしれません。紹介状は無料で書きます」とのこと。抗生剤で炎症を抑えてから手術かと思っていたが、すぐに切開ですか、そうですか。
局所麻酔は「痛いですよ」と言われて覚悟したが、数回チクチクした程度でそんなに痛くはなかった。すぐに感覚がなくなった。切開されても何も感じない。切開してるのかどうかも分からない。10分ぐらいで終了。写真を見せてもらったら、白い膿みのほかに本体も取り出せたとのこと。総合病院に行く必要はないようだ。
薬局で1週間分の抗生剤をもらって帰った。治療費は手術+膿みの検査料で3550円、抗生剤が670円だった。アテローマは放っておいても完治はしないので、化膿した(化膿するのが心配な)人は病院に行った方が良いです。