2009/01/27(火)mixi日記へのアクセス
mixiの日記を外部ブログに変更すると、自分でも過去のmixi日記にアクセスできなくなる。過去の日記が残っているかどうか不安になるが、確かめたらちゃんと残ってた。アクセスする方法はあるのだ。backup_mixiですべてをダウンロードしていれば、という条件が付くが。
backup_mixiでDドライブにファイルをダウンロードしたとする。ファイルをブラウザで開くと、パスは
file:///D:/backup_mixi_win/mixi_backup/diary/759528750.html
という感じになるだろう。これを以下のようなmixiのURL形式にすればいいだけのこと。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=759528750&owner_id=自分のmixiID
ここで必要なのはファイル名に付く番号の759528750と自分のIDだけなので、秀丸のマクロなどを使って書き換えてしまえば、アクセスは簡単だ。といってもいちいち、マクロを実行するのは面倒。僕は2年前、Namazuを利用したmixi日記の検索ツールを自分用に作っていて、これにローカルファイルから直接mixiの該当URLに飛ぶ機能を付けておいた。パスを自動で書き換える機能。これが今ごろになって役に立つとはね。もっとも、そんなツールではなく、NamazuのReplaceだけでもアクセスはできそうだ。
mixiには3年近く日記を書いてきたので、これをすべて埋もれさせるのはなんだかもったいない。というわけで、さくらのブログに書評だけでも移しておこうかと思って作業を始めた。ところが、さくらのブログの仕様に腹が立つことが多い。画像の配置にCSSを使っていなかったり、なんだこれはと思ってしまうことが多々ある。一番腹が立つのは「改行を<br />に変更する」というやつ。「段落をPタグで囲む」仕様が文法的には正確だろう。BRタグが多数続くと、みっともない。
tDiaryはちゃんとPタグを入れてくれるし、これ極めて簡単な処理なんだから、取り入れて欲しいものだ。仕方がないので、秀丸に文章を貼り付け、以前書いたPタグ挿入マクロで加工することにした。段落をPタグで囲むのが、いかに簡単かはこのマクロを見れば分かる。たったの2行なのである。しかも実際に処理をしている部分は1行だけだ。
というわけで移す作業をしているのだが、やっているうちになんだかイライラしてきた。労多くして功少なしな感じ。ココログに移した方がストレスは少ないな、これは。ココログのコンテンツ拡充にもなるし、そうしよう。
2009/01/25(日)さくらのブログ
使ってみた。ブログのタイトルさえもう思い浮かばないので、公開する気はないが、ココログとどう違うかを試してみたかったのだ。それにレンタルサーバーを借りていれば、50個まで作成できるというのは、使わなければもったいないという気分になる。
適当にタイトルを付けて、設定画面を開いてみると、デザイン面では規定のテンプレートしか選べず、CSSをいじるところも見あたらない。ココログよりカスタマイズ面では有利かと想像していたが、違った。これはがっかり。他人とは違うデザインを適用したいので、規定のテンプレートでもカスタマイズできるようにしてほしいところ([000383]「さくらのブログ」でCSSは編集できますか?にカスタマイズ方法があった)。記事の投稿方法などに関してはココログと同じ。携帯にも対応している。
ココログで便利なのはアクセス解析で、生ログに訪問者IDを表示しており、これに名前を割り当てられること。割り当てると、mixiのように誰がアクセスしてきたか名前で表示される。誰がこのIDになるかはその人のプロバイダやパソコン環境を知らなければならないが、知り合いだったら、分かるだろうし、何回もアクセスする人は知らなくても適当に名前を付けておけばいい。ココログの強みはこのアクセス解析が強力なことだ。
さくらのブログはココログと同じMovableType系なので、記事のインポート・エクスポートに対応している。ココログの記事をインポートしてみると、うまくインポートできるんだけれど、PタグとPタグの間に<br />が入ってしまい、行間が広くなる。
ココログより優れているのは標準で検索に対応していることか。でも、これも公開ページならば、Googleなどで代用できるからなあ。使い道として思い浮かぶのは臨時のページを早急に作る場合とか、パスワード保護をかけておいてWeb上のメモとして使うことぐらい。あ、あと以前考えていたのはホームページの更新情報に使えるかということ。当然のことながら、RSSを自動作成するので、手作業や別のプログラムで作る必要がない。しかし、RSSというのはリンクをクリックしたら、該当ページに飛ぶのが普通なので、ちょっと違うかなという気もする。長いお知らせがある場合には有効かもしれない。
社会派映画とエンタテインメント
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キネ旬2月上旬号の「誰も守ってくれない」特集を読む。映画を見る前に特集記事はあまり読まないことにしているが、これだけは読むべきだったと後悔した。昨夜、放送された「誰も守れない」について書いてあったのだ。読んでいれば、見逃すことはなかったのに。
特集記事では佐藤浩市と君塚良一のインタビューが面白かった。映画は最初の場面から順撮りで撮影されたそうだ。ドキュメンタリータッチを取り入れるためで、NGを出してもそのまま撮り続け、何度も同じ場面を撮影した。その中から良い場面をピックアップして編集した。だから、佐藤浩市はどんな映画になるのか想像ができなかったという。
君塚良一はこの映画について「社会派ヒューマンエンタテインメント」としている。この映画の感想はSorry, Wrong Accessに書いた通りだが、僕が映画に感じた「現実社会に隣接したところで真摯に組み立てたエンタテインメント」という印象は遠くないか。エンタテインメントと社会派作品について君塚良一が述べているところを引用しよう。
かつての映画は、エンタテインメントと社会派を分けていなかったと思うんです。映画は観客のものだから、観客のことを忘れずに面白いものを作ることが大前提なんだけど、必ずそこには社会性や作者のメッセージが入っていた。(中略)今ではそれが分かれてしまったのは、恐らくハリウッド映画の影響だと思うんです。つまり、映画を見ている間は何も考えなくていいんですよ、という映画を作り始めた。(中略)でも僕は、かつての映画のように、面白くして、なおかつ何かを伝えることができる作品が必要なのではないか、と思っているんです。
そうなのだ。生真面目なだけの社会派作品というのは、描いていることは、ご説ごもっともではあっても、観客としてはあまり面白くない。観客に見られない映画を作っても仕方がない。メッセージをこめた面白い作品を作ることが理想だろう。君塚良一のこの路線は間違ってないし、エンタテインメントを楽しければいいという矮小化した解釈で作ってる他の監督も見習ってほしいところだ。僕は、君塚良一はフランク・キャプラも好きなのではないかと推測しているが、これに関して言及はなかった。君塚良一はかつてのハリウッド映画を大量に見ているはずだから、この推測あながち間違ってはいないと思う。
2009/01/21(水) ブログの不自由さ
ココログのマイフォトは手軽にWebアルバムを作れるので、いろんなスタイルになって見苦しかった映画パンフコレクションを作り直した。その過程で画像のアップロードが面倒なことに気づいた。FTPならすぐに終わるのに、ココログでは最高でも15枚までしか一度にアップできない(zipファイルでまとめてアップできると知ったのは全部アップし終わってからだった)。このアップローダーは画像1枚につき1ページを作ってくれる。552枚の画像をアップしたので、552ページできたことになる。感心するのはそのすべてのページでアクセスがカウントできること。こういうページ作成を手作業でやっていたら大変な時間がかかる。そのあたりは優秀なところだろう。
問題なのは出来上がったページのカスタマイズができないこと。戻るリンクを張りたいページに張れない。HTMLファイルを直接書き換えられないのは不便でしょうがない。これはWebアルバムだけでなく、Webページもそう。ヘッダ部分の書き換えをしたいのだが、できない。こういう制約はだれにでも簡単にブログを作れるように操作を簡略化したためだろう。本格的なホームページは別のスペースで作れということか。ま、その通りなんだけど。個人的には作りに制約の多いブログはホームページの代わりにはならない。あくまでホームページのコンテンツの一部なのだと思う。
画像ファイルを大量にアップしたので、ココログのファイル容量は26MBほどになった。ホームページの方は16MBしか使ってない。内容はともかくファイルの数に関してはココログの方が多くなったわけだ。ちなみにcinema1987.orgのファイル容量は600MBを越えている。XOOPSなどのプログラムをたくさん置いてるからだが、10GBのスペースなので、これでもなんてことはない。
2009/01/18(日)Liteboxプラグイン
入れてみた。今までimage.rbも使っていなかったが、画像の位置指定がCSSでできることを知ったので使うことにした。LiteboxはLightboxより軽量なので、ブログで使うには良いと思う。同じような効果を実現できるが、違うのはbodyタグにonload="initLightbox()"と入れなくてはいけないこと。あれ、でもこの日記には入ってないな。それにしても軽量なのは良いことなので、ホームページでもこっちを使うかな。左の画像はそのテスト。クリックすると大きくなる。
鈴木光司の「エッジ」は一昨日買った。まだ導入部分を少し読んだだけ。amazonのレビューは5件しかないが、賛否両論といったところか。鈴木光司の本を読むのは「リング0」以来。「リング」「らせん」「ループ」3部作はSFにあまり詳しくない人が一生懸命考えて書いたSFという感想を持った。それでもホラーの「リング」からSFの「ループ」にいたる構想は大したものだと思った。今回もSFらしい。過度な期待はせずに読んでみよう。
不審な入金催促メール
家内のau携帯に「モバイルコンテンツ料金が未払いのため、課金作動中です。明日までに入金をお願いします」というCメールが入ってきた。アルファネットという会社名で出してある。よくある架空請求だろう。検索してみたら、そのアルファネットのホームページに当社名を名乗る不審な入金催促メールにご注意くださいというページがあった。12月18日ごろから始まったそうで、勝手に名前を使われて迷惑しているらしい。
Cメールの場合、ランダムな電話番号宛てに出しても届くからなあ。auはこういうメール、迷惑メールとしてシャットアウトできないのかな。
2009/01/12(月)シネマ1987選出2008年映画ベストテン
11日に集計して以下のように決まった。投票者は邦画洋画とも会員18人。
【日本映画】 (1)ぐるりのこと。 (2)アフタースクール (2)おくりびと (4)トウキョウソナタ (5)クライマーズ・ハイ (6)実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (7)きみの友だち (8)ハッピーフライト (9)スカイ・クロラ (10)容疑者Xの献身 【外国映画】 (1)ラスト、コーション (2)ノーカントリー (3)つぐない (4)ダークナイト (5)イースタン・プロミス (6)潜水服は蝶の夢を見る (7)レッドクリフPart1 (8)やわらかい手 (9)WALL・E/ウォーリー (9)マイ・ブルーベリー・ナイツ
日本映画は1位から4位まで4点差しかない僅差。外国映画も1位から3位まで5点差だった。