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山田孝之さんがインタビューで、清原さんのことを「天才だ」と絶賛していたのを覚えていました。「本当に?」と思って共演したら、「本当に!」天才でした。脚本に対して真摯に向き合っていて、素晴らしいなと思いました。まだ20歳にもなっていないのに、末恐ろしいです。脚本の直しは香住のセリフの4カ所だけで、いずれも清原果耶の指摘で直したというのがすごい。19歳の女優に普通そういうことができるか。脚本に「真摯に向き合って」という成田凌の言葉はこうした部分を指しているのだろう。その成田凌も清原果耶のマシンガンのようなツッコミを受け止め、息を吸いながら引きつったように笑う奇妙な笑い方(香住に「それ、やめた方がいいから」と言われる)などキャラクターの作りこみが感心するほどうまい。
「さらば」は演出的には稚拙なパーツ満載の映画ではあるが、20代で撮った作品はこれ一本。駆け出し監督の痛点を見てもらえればありがたい。いやいや、イタいところなんてないですよ。時代背景も含めて僕には懐かしい映画でした。
●Netflix
「Mank マンク」(作品賞ほか)
「シカゴ7裁判」(作品賞ほか)
「マ・レイニーのブラックボトム」(主演男優賞ほか)
「私というパズル」(主演女優賞)
「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」(助演女優賞)
「ザ・ホワイトタイガー」(脚色賞)
「ミッドナイト・スカイ」(視覚効果賞)
「この茫漠たる荒野で」(美術賞ほか)
「ハンディキャップ・キャンプ 障害者運動の夜明け」(長編ドキュメンタリー賞)
「オクトパスの神秘 海の賢者は語る」(長編ドキュメンタリー賞)
「ザ・ファイブ・ブラッズ」(作曲賞)
「フェイフェイと月の冒険」(長編アニメーション賞)
「愛してるって言っておくね」(短編アニメーション賞)
「ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語」(歌曲賞)
「これからの人生」(歌曲賞)
「ラターシャに捧ぐ ~記憶で綴る15年の生涯~」(短編ドキュメンタリー賞)
「隔たる世界の2人」(短編実写映画賞)
●amazonプライムビデオ
「あの夜、マイアミで」(助演男優賞)
「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」(作品賞ほか)
「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」(助演女優賞ほか)
「タイム」(長編ドキュメンタリー賞)
●ディズニープラス
「ムーラン」(視覚効果賞ほか)
「ゴリラのアイヴァン」(視覚効果賞)
「ソウルフル・ワールド」(長編アニメーション賞ほか)
「夢追いウサギ」(短編アニメーション賞)
●Apple TVプラス
「グレイハウンド」(音響賞)