2018/11/25(日)PC TV Plus
ブルーレイレコーダーDIGA DMR-SCZ2060は22日に届いた。何しろ8年ぶりの買い換えなので機能が随分アップしているのを感じる。録画方法で「おまかせ」を設定すると、登録したジャンルやキーワードの番組をすべて録画予約する(最大12番組)。「映画」なんてキーワードを設定しようものなら、全チャンネルの映画が録画予約されたので慌てた。限定的なキーワードや俳優名などを設定すると良いかもしれない。ただし、この機能があるからという理由でDimoraの「登録ワード・自動録画予約」は使えなくなった。その代わりにスマートフォンアプリの「どこでもDiga」で同じようなことはできるが、一部機能は月額300円(税抜き)の有料サービスを契約しないと使えない。
Panasonic製品はスマートフォンやタブレットではこの「どこでもDiga」でDLNA(DTCP-IP)機能が使えるが、パソコンでは有料ソフトを購入する必要がある。インストールしてあるPowerDVD UltraにはDLNA機能があるのだけれど、これ、致命的な不具合がある。サイバーリンクでは不具合として認めていないが、DLNA機能を使った後、ネットにつながらなくなることがあるのだ(PowerDVDの不具合~視聴後ネットに繋がらなくなる)。古いブルーレイレコーダーの時は起こらなかったが、新しいのに変えたら遭遇した。DLNA機能に違いがあるためかもしれない。それと、PowerDVDで不満なのはDLNAでのレジューム機能に対応していないこと。これ、一向に改善される気配がない(対応技術がない?)。
というわけで新しいソフトを探した。Panasonicが推奨しているのは DiXiM Play for DIGA Windows版。今なら半額(1404円)なのでこれにしようかと思ったが、古いレコーダーDMR-BWT2100に入っている録画番組の再生ができないようだ。というのはamazonのFire HD8に試用で入れているDiXim Playで確認している。録画番組のタイトル表示はできてもグレーアウトしていて再生が始まらない。
価格は少し高いが、SONYのPC TV Plusにした。税込み3240円。考えてみると、僕が最初にリモート視聴に使ったのはSONYのロケーションフリーだった。地デジになってロケーションフリーは使えなくなったが、DTCP-IPによる宅外視聴が普通にできるようになった。SONYには先駆者としての蓄積を期待できるのではないか?
PC TV Plusは元々、nasne専用ソフトだったらしいが、今はDigaなど他のメーカーの機器にも対応している。これが優れているのは複数の機器に録画した番組を一覧表示できることだ。この機能はPowerDVDにもDiXim Playにもない(接続機器を切り替える必要がある)。操作ボタンが一切ない再生画面はロケーションフリーを思わせる(画面をクリックすると、表示される)。もちろん、レジュームにも対応している。対応機器に限られるが、接続した機器からファイルをダウンロードできるのも良い。ストレスが一切ないので、パソコンでDLNAソフトを選ぶならPC TV Plusがベストの選択ではないかと思う。