2007/06/27(水) VPNの速度
Windowsのタスクマネージャーを使ってネットワーク速度を測ってみた。VPNで接続し、100MBのファイルをコピーした場合は2~3Mbps、FTPの場合は昨日書いたように12~13Mbps出ていた。少し古い記事で、僕が使っているルーターとは違うが、ITmediaの“お手軽VPNルータ”の実力を探るによると、バッファロー製のルーターの場合、Windows XPのPPTP接続では5Mbps程度が限界らしい。もう1台ルーターを買って、LAN間接続にすると、少しは向上するが、それでも15Mbpsが限界。結局、VPNの暗号化・復号化の処理にパワーを割く必要があるのでこの程度になるのだろう。
VPNを何に使うかにもよるが、普通のファイルの受け渡しなら2~3Mbpsもあれば、十分。僕のように自宅で録画したDVDなどを出先で見たい場合にはこれでは不十分ということになる。ま、録画したDVDを出先で見るなら、ロケーションフリーを使えば、いいんですけどね。ロケフリの欠点はファイルの保存ができないことで、いちいち接続して見るのはパケットの無駄という気もする。
VPNを使って動画を見るなら、DVD(MPEG2)ではなく、WMVやDivX、H.264などにエンコードしておく必要があるということを改めて痛感した。パソコンテレビGyaOの動画は3Mbpsぐらいで、この程度のビットレートにしておけば、VPNでもストレスなく見られると思う。この場合、いったんDVDに録画しておいたものをエンコードするのは時間がかかるので、自宅のDVDレコーダーにハードウェアエンコードのキャプチャ機器をつないで両方で録画するようにしておくのが理想ということになる。またもや購買意欲が湧いてくるなあ。