2005/01/03(月)最初に見た映画の記憶
僕自身は記憶がない。というか、タイトルは分からない。親が連れて行った時代劇だったと思う。自分の子供に関しては覚えている。僕が連れて行ったからだ。長女=「ガメラ2 レギオン襲来」(1996年) 長男=「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」(1998年) 次女=「トイ・ストーリー2」(1999年、見たのは2000年)。長女は家内のお腹の中にいる時、「機動警察パトレイバー2 The Movie」(1993年)も体験している。
なぜこんなことを書いたかというと、昨日、WOWOWでガメラ3部作を一挙放映したから。長男は「ガメラ3 邪神覚醒」(1999年)を見たとき、映画館でガメラのソフビを買ったが、「あれはもう、壊れて捨てた」そうだ。
2002/02/27(水)日本映画は二度死ぬ
「修羅雪姫」のパンフレット(大判で1000円)にプロデューサーの一瀬隆重が書いている言葉。ちょっと引用しておく。
日本映画はもっと金をかけられるようにならなきゃいけない。現場は貧しくて思い通りの画が撮れない。スタッフも貧しくて、良い人材が集まらない。「予算の割りには頑張ってた」「やりたいことは伝わった」って、お客さんに同情して許してもらってる。日本映
画は今のままじゃダメだ。だから、今日の傑作やヒット作じゃなく、未来の大傑作や大ヒット作を生み出すために、失敗を恐れず実験しなきゃいけない。日本映画は一度、死んだ。甦ることが出来るか否かは、十年後に向けた試行錯誤を今、出来るかどうかにかかっている。そうしないと、日本映画は二度死ぬ。
一度死んだのはいつのことか。恐らく大映が倒産し、日活がロマンポルノの製作を始めた70年代だろう。「修羅雪姫」の1億3500万円という製作費は、物価の高騰を考えれば、20年ほど前までATGが作っていた映画の製作費2000万円とあまり変わらないのではないか。
こうした現状はやはり間違っている。SFに理解のある一瀬のようなプロデューサーには頑張って欲しいと思う。