2019/09/09(月)ラビスタ霧島ヒルズに一泊

 本当は別府にオープンしたインターコンチネンタルホテルに泊まりたかったのだが、9月中はまったく空室なし。さすがに人気ですね。じゃあ、ということで別府ではなく、霧島温泉郷で探し、昨年12月オープンのラビスタ霧島ヒルズを1カ月ほど前に予約した。外観は南欧風の作りで部屋には高級感がある。

ラビスタ霧島ヒルズ。ガーデンプール側からスマホで撮影

 トリップアドバイザーの口コミによると、ここには以前、霧島第一ホテル スパヒルズ(あるいは霧島スパヒルズ)というホテルがあり、その閉館跡に建てられたらしい。古いホテルは閉館前には「1万円以下で泊まれる老朽化したホテル」という評価に落ちていたようだ。ラビスタ霧島ヒルズは北海道から沖縄まで全国にホテルを持つ共立リゾートの九州初進出のホテルとのこと(共立リゾート施設一覧)。4階建て、部屋数105室で、リゾートホテルとしては大きくない。

ホテル正面。ドライブレコーダーの動画から画像切り出し

 古いホテルが低い評価であったにしても、国道223号から400メートルほど坂を上った、名前通りの丘の上にあるロケーションは良い。3人泊まれるデラックスツインの部屋(4階だった)からは桜島と錦江湾が一望できた。広いベランダにはハート型の浴槽(温泉のお湯が出る)がある。1階に大浴場があるのだから、これいらないなと思ったが、家族が大浴場に行った間に入ってみたら、悪くはなかった。

 しかし、気持ち良いのはやっぱり大浴場の方で、リーフレットを引用すると、内湯、露天風呂、寝湯、シルキー湯、打たせ湯、水風呂、ドライサウナ、ミストサウナ、岩盤浴がある。このほか貸し切り湯が3つあり、空いていれば予約なしで入れる。

 ここの売りはペットの犬と一緒に泊まれること。といっても生後6カ月以上で、10キロ以下の小型、中型犬のみ。うちの犬は15キロほどあるので泊まれません。犬が泊まれる部屋は3階の19室。僕が泊まった日は5組が利用していたようだ。

 食事は1階のレストラン。地元食材も利用したイタリア料理のコースで、この日のメニューは以下の通りだった。

・食前酒
 洋梨のカクテル(アルコールなしもある)
・オードブル
 秋野菜のピクルス
 サーモンクリームとブリーニ キャビア添え
 秋太郎の軽いスモークカルパッチョ
 いくらのコンソメジュレ
 黒豚のタン グリーンソース
・パスタ
 三色ニョッキのボロニア風
・パン
 本日のパン2種
・スープ
 マッシュルームのパイ包み焼き
・魚料理
 県産金目鯛のバプールノイリー風味カボスの香り
・サラダ
 秋野菜と真鯖のサラダ
・肉料理
 鹿児島県産黒毛和牛ステーキ赤ワインソース
または
 鹿児島県産黒豚のローストポーク赤ワインソース
・ご飯
 ご飯 お吸い物 香の物
・デザート
 りんごのシブーストとフルーツ添え
 コーヒーまたは紅茶

 お腹いっぱいになったので、うちの家族はご飯はパスした。食事の時間は午後5時20分からと午後7時半からの2回に分かれていて、午後5時20分の方を選んだ。コースを食べ終わるのに1時間半ほどかかったが、宿泊客全員が同じメニューなので、効率は良いだろう。

 ただし、こういう食事だと、連泊が難しくなる。2日間、同じコース料理は食べたくありませんからね。国道沿いには飲食店もあるが、そこまでの行き帰りには400メートルの坂道があり、高齢者には厳しいのではないか。クルマで行けば良いのだろうけど、酒が飲めなくなる。規模の大きなリゾートホテルにはたいてい、洋食と和食、中華など2つ以上のレストランがあるが、105室の客数では難しいのだろう。

 それを除けば、本当に良いホテル。従業員の対応もサービスも良かった。部屋にはコーヒー豆とミルがあり、これで挽いて淹れたコーヒーは深煎りでおいしかった。湯上がりにはヨーグルトやアイスキャンディーのサービスがある。縁日のイベントではサブレをゲットさせていただいた。ありがとうございました、機会があったら、また。

2019/09/08(日)ケンウッドのドラレコ

 ちょっと遠出をすることになったので、以前から懸案だったドライブレコーダーを買った。今回は高速には乗らないが、あおり運転とか取り沙汰されてますからね。

 買ったのはケンウッドの一番安い製品のDRV-240。今年2月に発売された製品で、amazonでは9700円ぐらいだった。ほぼ衝動買い。一つグレードが上のDRV-340との違いはGPSの有無で、まあ、GPS不要でしょう。と思ったが、動画再生ソフトのKENWOOD ROUTE WATCHER IIを使ってみると、GPSもあった方が良かったかなと思う。

DRV-240の再生ソフトKENWOOD ROUTE WATCHER2

 DRV-240は3分ごとに動画をMP4で保存していく(1分、3分、5分に設定できる)。動画の解像度は1920×1080のFull HD(約200万画素、フレームレート27.5fps)。画質は十分きれいで、不満はない。32GBまでのMicroSDHCカードにしか対応していないが、事故時の状況を記録する装置としてはこれで十分なのだろう。32GBの場合、最大録画時間は4時間20分で、それ以降は古いファイルを削除して記録していく。

 設置は本体をフロントウィンドウの上部に両面テープで貼り付けた後、電源コードをウィンドウに沿って配線し、シガーソケットにつなぐだけ。難しくはなかった。電源コードを固定するコードフック(ダイソーなどで売っている)があると便利。駐車中の録画はシガーソケットから電源を取った場合は25分間だけ。24時間録画のためには別売りの車載電源ケーブルを買う必要がある。これは個人的には不要な機能だ。

 これと同時にUSB Type-C対応のSDカードリーダーも買った。これで万が一の場合はスマホにカードリーダーをつないで動画を再生することができる。

 最近は車の前後を記録するドラレコもある。それは次回、クルマを買い換えた時に付けようと思う。

2019/07/25(木)Tマガジンと楽天マガジン

 クラブPanasonicにTマガジンへのリンクがあったのでお試しに登録してみた。サービスは5月から始まったらしい。税抜き料金は月額400円。楽天マガジン(月額380円、年額3600円)と比べると高いが、雑誌は400誌ぐらいあるらしいので、楽天より150誌ぐらい多いことになる。
Tマガジン

 Tマガジンにあって楽天マガジンにないのはコミックとタウン誌、R18雑誌。R18の雑誌はデフォルトではアプリには表示されない。ブラウザでアクセスしてお気に入りに追加すると、アプリでも読めるようになるとのこと。あとはだいたい同じようなもの。楽天にある週刊新潮と週刊大衆がTマガジンにはなく、代わりに週刊朝日と週刊実話(ライト版=R18の方にライト版じゃないのがある)があったりする。こういうサービスを選ぶ場合、重要なのは数じゃなくて自分が読みたい雑誌があるかどうかだろう。

 操作は微妙に異なる。パソコンのブラウザで見る場合、マウスホイールは楽天ではページの拡大・縮小だが、Tマガジンはページ送り・戻りになる。スマホやタブレットのアプリも挙動が違う。楽天は雑誌を外部メディアにダウンロードできるが、Tマガジンは本体のみ。楽天は必ずダウンロードして読むことになるが、Tマガジンはダウンロードしなくても読める。というか、キャッシュに保存することになるのだろう。

 使ってみて分かったが、この仕様は決定的にダメだ。雑誌をたくさん見ていくと、本体のストレージをすぐに圧迫してしまうのだ。アプリにキャッシュ削除の設定もないので、本体設定からデータ削除を行わなくてはいけない。明示的にSDカードへのダウンロードをできるようにするか、アプリの設定でデータ削除をできるような改善を望みたい。

 使用できる端末は楽天マガジンが5台まで、TマガジンはPC1台とスマホ・タブレット5台。楽天マガジンは5台以内ならPC2台でも読めるが、Tマガジンは別のPCを使うと、それまで使っていたPCから強制的にログアウトされる。これはちょっと面倒な仕様だ。Yahoo!のアカウントを2段階認証にしているので、すぐにログインできないのだ。

 料金はそれぞれTポイントと楽天スーパーポイントで支払える。Tポイントで払えるなら、入っていても良いかとも思えるが、どう考えても同じようなサービスに加入しているのは無駄だ。個人的には料金の安さとアプリの使い勝手の良さを考慮して楽天マガジンの方を選ぶ。Tマガジンはお試しで終了することになるだろう。

 Tマガジンにはパソコンを始めた頃によく読んでいた月刊「DOS/V パワーレポート」があって嬉しかったが、なんと次号から季刊になるという。パソコンも雑誌も売れない状況とはいえ、寂しい思いがあるなあ。「DOS/V パワーレポート」は最後のパソコン自作雑誌とのことで、季刊でもなんとか生き残ってほしいものだ。

2019/07/13(土)20%還元キャンペーン

 ご存じのようにセブンイレブンでは11日からPayPay、Line Pay、メルペイ合同の20%還元祭りが行われている(21日まで)。期間中の還元額はそれぞれ最大1000円。僕はメルペイを使っていないのでPayPayとLine Payで合計2000円の還元が得られる。

 というわけで今日はジャックダニエルを購入。税込み2361円。Line Payで払ったので23.8%還元(キャンペーンの20%+マイカラー0.8%+コード払い上乗せ3%)。ということは実質1799円で買えたことになる。amazonで調べると、2207円、楽天では1890円+送料598円で2488円だった。コンビニは普通の店より価格が高い場合が多いが、20%還元は問答無用の破壊力がある。

 酒のように輸送中に壊れやすいものや重い物を買う場合、通販サイトではどこも送料がネックになる。amazonはプライム会員なら送料無料と言いながら、ちゃんと送料分を(楽天より安いものの)上乗せしてますからね。酒はネット通販より近所の店で買った方が安い。先日、近くのスーパーで竹鶴ピュアモルトが税込み3240円だったので衝動的に買ってしまった(この価格が普通なんですけどね)。ネットでは5000円近くするのだ。品揃えは少ないものの、普通に飲む酒を買うならスーパーは侮れないと思う。

 今日セブンイレブンに行ったのはnanacoにチャージしているお金でamazonギフト券を買うため。nanacoは還元率が0.5%に下がったので使う気にならない。かといって7Payもたかが1%。あきれるような事件があったので使う人は少ないだろうが、元々還元率1%では3%のPayPayに太刀打ちできない。これを使うのはよほどセブンイレブンが好きな人か、情報弱者な人だけだろう。

 amazonギフト券5000円以上をコンビニ払いで買うと、最低でも1%のポイントが付与される(ギフト券を現金チャージで最大2.5%ポイント)。nanacoをそのまま使うぐらいなら、ギフト券を買っておいた方が賢明ではないかと思う。


2019/06/09(日)マルチキャスト伝送速度の最適値

 NECのルーターには「マルチキャスト伝送速度(Mbps)」という設定がある。ヘルプには以下のように書いてある。

マルチキャストを伝送する速度を指定します。マルチキャストストリーミングサービスを利用する場合には、伝送速度の値を変更する(上げる)必要があります。ご利用になるストリーミングサービスの伝送速度に合わせて本設定値も変更してください。

 これ読んでもよく分からないが、家庭で利用するストリーミングサービスと言えば、Netflixなどの動画配信サービスのほかは、テレビやブルーレイに録画した動画をDLNAで視聴することぐらいか。環境によってこれの最適な値は変わってくるだろう。だからNECもベストな数値は書いていない。ネットを検索してみても、書いてあることはさまざまだ。自分で親機と中継機のそれぞれの設定をいじってみて、どこが最適かを調べる必要がある。昨日から設定値をいろいろ変えて分かったことは僕の環境では24Mbpsにするのが最適だということ。

 ブルーレイレコーダーに録画した動画を離れた部屋のタブレットやパソコンで見る場合、電波はブルーレイ→中継機→親機の方向なので親機の数値は変更しなくて良い。というか、大きい数値の方がいいだろうと思って親機を54Mbpsに変更したら、電波が弱くなりすぎて中継機と接続できなくなる場合があった。親機と中継機の接続は結局、5GHz帯に戻した。親機と中継機を5GHzで接続すると、中継機とスマホなどの子機の5GHz接続スピードは親機-中継機の半分になるが、それでも5GHz帯の方が電子レンジなどの影響を受けないので良いと思えたのだ。

 悩ましいのは親機と中継機の5GHz帯のSSIDは同じでも、接続先が自動で切り替わるにはタイムラグがあること。タウンWiFiなどのアプリを使ってもこのタイムラグはなくならず、電波の強さが変わる場所にきたら手動で切り替えた(WiFiをオフにした後オンにする)方が速い。以前のルーターでは親機と中継機を5GHz帯、中継機と子機の間を2.4GHz帯で接続していたが、その時も親機の近くにいる時は5GHz帯、中継機のそばに来たら2.4GHz帯に切り替えていたから、同じ手間ではあるんですけどね。