2016/02/02(火)Tカードプラスの新特典

 Tカードプラスの切り替えで新しいカードが先週届いた。TポイントはYahoo!JAPAN(YJ)カードの方が100円で1ポイント獲得できるのでたまりやすい。Tカードプラスは通常、200円で1ポイントなのだ。というわけで最近はTSUTAYAでもYJカードしか使わなくなった。そういう人が多くなったためか、Tカードプラスは4月から新しいサービスを始めるそうだ(http://tsite.jp/r/cpn/card/tcardplus/pc/index.html)。

 TSUTAYAでの買い物はいつでもポイント3倍。TSUTAYAでTカードプラスを使って1回でも買い物をすると、翌月は獲得ポイントが4倍になる。これはYJカードよりお得だ。僕はDVDやブルーレイのレンタルはまったく利用しなくなったが、蔦屋書店で本を買うことが多いので、これは朗報。Tカードプラスを久しぶりに利用しよう。

 TSUTAYAの本業のレンタルはどうなんだろう。ネット配信サービスが本格化して、一番影響を受けるのはTSUTAYAなのではないかと思う。大学生の長男でさえ、amazonプライムに加入した。しかし長男はなんというか、物知らずです。amazon Studentなら年会費1900円なのに、知らなかったらしい。プライムと同じサービスを受けられてポイントが10パーセント還元なのでとてもお得。大学生は間違えてプライムに入ってはいけません。

 TSUTAYAにも配信サービスのTSUTAYA TVがあるが、プライムを使い始めて、Fire TVで映画やドラマを見ていると、わざわざTSUTAYA TVを利用する理由がなくなった。レンタル料金もamazonの方が安いのだ。

2016/01/30(土)「女子ーズ」

 戦隊もののパロディで2014年の作品。女子5人の戦隊「女子ーズ」に扮するのは桐谷美玲(レッド)、藤井美菜(ブルー)、高畑充希(イエロー)、有村架純(グリーン)、山本美月(ネイビー)。よくこういうコメディに出たなという面々だ。

 女子ーズに指令を出すのが佐藤二朗で、相変わらずあたふたしたセリフ回しが微妙におかしい。監督・脚本は「HK 変態仮面」「アオイホノオ」「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」の福田雄一。怪人退治と仕事(建設会社)の板挟みになる桐谷を中心に描き、脱力感あふれる描写が良いです。

 女子ーズのコスチュームデザインはなんと「アオイホノオ」、「逆境ナイン」(2005年)原作の島本和彦。福田監督は「逆境ナイン」の脚本も書いていたのだった。島本和彦とはその頃からの付き合いなのだろう。ゲラゲラ笑いながら毎週見ていた傑作「アオイホノオ」の原点は「逆境ナイン」にあったのか。

2016/01/28(木)「幻魔大戦」全20冊合本版

 昨日、「 More Access! More Fun!」の記事にリンクが張ってあったので、amazonの「幻魔大戦 全20冊合本版(角川文庫)」をほしい物リストに入れておいた。Kindle版だけど、994円+ポイント20%というのは格安だ。

 ところが、今日見たら、9,936円+ポイント8942ptに変わってた。目を疑いましたよ、1日で一ケタ変わるとは。ポイント還元を考えると、実質200円ぐらいしか違わないのだが、現金を1万円近く出すことには少し抵抗がある。でも、買っておくかなあ。

2016/01/28(木)「Childhood's End 幼年期の終り」第1話

 地球の各都市の上空に巨大な宇宙船が現れる。宇宙人は地球を管理し、「戦争や病気などすべての苦しみをなくす」と宣言。進んだテクノロジーを持つ彼らはオーバーロード(上帝)と呼ばれた。オーバーロードはリッキー・ストームグレン(マイク・ヴォーゲル)を宇宙船内に連れて行き、地球人との仲介役を依頼する。

 IMDbによると、第1話の上映時間は1時間21分。だが、AXNの放送版は1時間足らずだった。あれ、そこで終わり、という感じ。原題は「Overlords」だが、放送版のタイトルは「オーバーロード 前編」となっていたので、途中で切ったのだろう。これと「スーパーガール」「ザ・マペッツ」の3本から3月に本放送を開始する作品を選ぶ「最新ドラマ投票」( http://vote.axn.co.jp/ )のための放送だったので長い予告編みたいなものか。「スーパーガール」同様、VFXに不満はないが、途中まで見せられても評価のしようがない。

 アメリカでは昨年12月14日から3夜連続で放送された。3話とも1時間20分程度の長さ。原作も3部構成だし、3話で完結するのだろう。

 考えてみると、この作品の設定は「地球の静止する日」(1951年。リメイク版は「地球が静止する日」)に似ている。「幼年期の終り」の原作は1953年発表なので、アーサー・C・クラークはヒントにしたのだろうか。と思って、Wikipediaを見ると、「幼年期の終り」の元になったのは1946年にクラーク自身が書いた短編「守護天使」だそうだ。

2016/01/25(月)ドラマ版「スーパーガール」

 アメリカで昨年10月から放送が始まった「スーパーガール」のパイロット版をAXNが24日に放送した。スーパーマン(カル・エル)のいとこのスーパーガール(カーラ・ゾー=エル)がファントムゾーンから出てきた悪人たちと戦う。テレビでVFXがここまでできれば十分で、僕はそこそこ面白く見たが、アメリカでの評判はあまり良くない。

 IMDbの評価は6.4。ロッテン・トマトではレビュアーが97%支持しているのに、ユーザーの支持は51%と低い。ただし、IMDbのエピソードごとの採点を見ると、このパイロット版が一番低くて7.2。話が進むに連れて点数はだんだん上がっていってるのに、シリーズ全体で6.4の採点はおかしい。全体とエピソードごとに別々に投票できるので、こういうことになる。

 主人公のスーパーガールを演じるのはメリッサ・ブノワ。映画「セッション」で主人公のガール・フレンドを演じた女優だ。「スーパーガール」でも健康的な感じで良い。ジェイムズ・オルセンをアフリカ系アメリカ人のメカード・ブルックスが演じているのは大きな改変。アフリカ系のノミネートゼロだったアカデミー賞よりはよほど見識がありますね。

 驚いたのは映画版「スーパーガール」(1984年)を演じたヘレン・スレイターが養母役で出ていたこと。もう52歳で映画ではすっかりご無沙汰だが、アメリカのテレビにはけっこう出ているらしい。

 続けて放送した「CHILDHOOD’S END 幼年期の終わり」も録画したが、まだ見ていない。もちろんアーサー・C・クラークの名作SFのドラマ化で、ミニシリーズらしい。原作は細部をすっかり忘れている。覚えているのはオーバーロードのオチだけ。地球人の“未来の記憶”はどんな造型になっているのだろう。IMDbの評価は「スーパーガール」よりも高い7.1(http://www.imdb.com/title/tt4146128/)。

 AXNのサイトを見たら、第2シーズンの放送開始を前に「ハンニバル」第1シーズンを2月7日に一挙放送するとのこと。「ゴッサム」も2月21日に一挙放送する。フォックステレビでは「ウォーキング・デッド」第6シーズンの後半を最速で放送するし、スカパー!やケーブルテレビを契約している人はネットフリックスなどのオンデマンドサービスは要らないような気が。ネット配信は録画の手間をかけなくても好きな時にCM抜きで見られるのが大きなメリットではありますけどね。