2008/12/28(日)Google AJAX Feed API

 RSSを読み込んで、HTMLファイルにJavaScriptで表示するAPI。掲示板のログをトップページに表示したくて方法を探し、これにたどりついた。普通のJavaScriptでは他のサーバーにアクセスすることはできないが、Googleがそれを肩代わりしてくれる。便利なAPIだが、カスタマイズするにはそれなりのJavaScriptの知識は必要になる。

 Google AJAX Feed API - Dynamic Feed Controlを利用すれば、ページタイトルだけでコードを得ることができるが、うちの掲示板のRSSを入れても出て来ませんね。マイナーだから。というか、XOOPSのRSSは静的ファイルではないので、難しいのかもしれない。

 とりあえず、いろんなサイトを参考にしながら作った。RSSファイルはUTF-8なので、ページ自体もUTF-8で作らないと、文字化けが起こる。ちょうどトップページをXHTMLに書き換えようとと思っていたので、これは良かった。

 あと、会員のブログのRSSも一覧表示するようにした。これはGoogleリーダーで共有アイテムにすれば、簡単。困るのはRSSの中にPRが含めれているのがあること。これはGoogleリーダーでは排除できないようだ。

2008/12/23(火) RSS作成CGI

 現在、ホームページのRSS作成に使っているのはCGIなのだが、これは手作業で作成したHTMLファイルをRSS1.0形式に変換するもの。手作業でタグ打つのがけっこう面倒になったりする。で、作成ソフトをVectorあたりで探した。RSS WriterとかRSS POSTとか。どちらもこれで十分と思わせる機能がある。RDFファイルを読み込めるRSS POSTの方が使いやすそうだ。

 問題は現在、パソコン2台で作業しているので、片方でRSSを作ると、もう片方のRSSと不整合になること。でも考えてみたら、FTPでダウンロードしてRSS POSTで読み込めば、問題はないのだった。まあサーバー上で動いた方がFTPの手間も要らないし、便利ではある。

 そう思って、とりあえずCGIで作ってみることにした。HTMLファイルでタイトルとURLと要約を入力するフォームを書いて、それを受け取って中間ファイルに加工・保存するCGI。この中間ファイルを読み込んで、RSS形式に変換するCGIは以前、Infomakerが公開していたスクリプトに手を入れればいい。久しぶりにPerlにさわったら、最初からつまずく。Jcode.pmの使い方から調べる羽目になった。3時間ほど格闘してようやくできたけれど、とても人様にお見せできるようなスクリプトではない。でも自分で使う分にはこれで十分。

 書いていて思ったのはこういう公開しないプログラムをプログラマーやSEはけっこう書いているのではないかということ。公開すれば、フリーソフトとはいってもそれなりのサポートが必要になるからだ。特定環境で動くプログラムは難しくないが、いろいろな環境を想定してプログラムを書くとなると、けっこう面倒だったりする。

2008/12/21(日)「ジャンパー」

 テレポーテーション能力を持つジャンパーたちとそれを抹殺しようとするパラディンという組織との戦いを描く。評判メタメタの作品だったが、DVDで見る分には腹は立たない。1時間28分という短さで、アクションだけでつないだ感じ。話に奥行きがないのが致命的だ。

 パラディンとジャンパーたちの戦いは何千年も続いているというよくある設定(「ナイト・ウォッチ」とか「アンダーワールド」とか)。しかし、それをうまく生かしていない。ジャンパーたちが銀行から金を盗むので、パラディンの方が善玉に見える。主人公が盗む金を悪の組織のものにするとかの工夫があれば、もっとましなものになっていたかもしれない。

 スティーブン・グールドの原作はジュブナイルとのこと。これを「バットマン・ビギンズ」のデヴィッド・S・ゴイヤーらが脚本化、「ボーン・アイデンティティー」のダグ・リーマンが監督した。原作とは随分変わっているらしいが、アクションしか知らないリーマンの才能のなさがこの程度の出来に終わった原因か。テレポートする際のVFXは良いのに惜しい。

 主演はヘイデン・クリステンセン。「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベルもジャンパー役で出ている。このほか、主人公の母親役でダイアン・レイン、パラディンの凄腕の殺し屋にサミュエル・L・ジャクソン。

2008/12/20(土)「恐怖の足跡 ビギニング」

「恐怖の足跡 ビギニング」 ミステリマガジンで「怪作中の怪作」と紹介されてあって、興味を持ったのでamazonで買った。発売元は低価格DVDを大量に出しているWHDジャパン。1955年の作品でナレーションはあるが、セリフは一切ない。サイレント映画を見ているような気分になる。

 55分の短編なのですぐに見終わる。なんというか、なんだこれ、という感じで始まって、それなりに意味が分かるとまあまあと思えてくるが、結局、別に見なくてもいいような作品と言うほかない。狂った女の一夜の精神世界を描いた映画で、デヴィッド・リンチのテイストを100倍ぐらい薄めた感じ。DVDに表示された原題は「Daughter of Horror」。IMDBには「Dementia」(痴呆)で登録されている。評価は6.7だが、294人しか投票していない。

 当時としては前衛的な作品だったのかもしれない。監督のジョン・パーカーはこれ1作しか監督していないとのこと。まあ怪作には違いないな。

2008/12/19(金)“branco(ブランコ)”サービス終了のお知らせ

 SONYが運営しているインターネットテレビサービス。今年3月に始まったばかりなのに、来年1月30日で終了とのこと。会員数が目標を大きく下回ったとか。視聴はIPv6に限り、採算が取れそうなものではなかったから仕方がないだろう。僕もサービス開始当初は時々見ていたが、最近はほとんど見なかった。最近アニメ番組が多くなったのは会員を増やす意図だったのか。

 画質はGyaOなどよりは相当良かったので終了はちょっと残念。