2011/04/30(土)「Queen Victoria 至上の恋」

 1997年の作品。アルバート公が腸チフスのために42歳で死んで3年後のヴィクトリアと侍従のブラウンの秘めた恋を描く。というか、2人の恋心は公然の秘密となって、それが巻き起こす騒動を描いている。ヴィクトリアを演じるのはジュディ・デンチ。40代半ばの設定とはいえ、「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のエミリー・ブラントとはあまりに落差がありすぎる。

 Wikipediaにある50歳のヴィクトリア女王の写真を見ると、容姿はジュディ・デンチの方が近かった。デンチはこの映画でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。監督は「恋に落ちたシェイクスピア」のジョン・マッデン。評判は良い映画だが、やはり僕にはあまり興味が持てなかった。