2011/04/30(土)「エリザベス:ゴールデン・エイジ」
クライマックス、スペインの無敵艦隊との戦いが弱い。戦いの断片を描くだけで全体像が見えてこないのだ。監督のシェカール・カプールはスペクタクルな描写に興味がないのだろう。というか、撮れないのだろう。
1998年の「エリザベス」から9年後に撮られた同じスタッフ、キャストによるエリザベス1世の物語。ケイト・ブランシェットは好きな女優なのだが、コスチュームプレイは似合わないと思う。「エリザベス」よりもその次の「バンディッツ」で僕はブランシェットの魅力が分かった。