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2008年02月21日の記事

2008/02/21(木)「ナイト・ウォッチ」

 原作は「ロシアの作家セルゲイ・ルキヤネンコによって書かれたファンタジー小説」。それをティムール・ベクマンベトフ監督が2004年に映画化して、日本では2006年に公開された。

 光の勢力と闇の勢力が1000年前に休戦協定を結び、お互いに相手を監視している現代が舞台。光の勢力側の監視役をナイト・ウォッチという。「マトリックス」を思わせるようなビジュアルは合格点だが、お話にあまりピンと来ない。スケールが大きいようで小さく、SF的なアイデアの発展もない。主人公はナイト・ウォッチの見習いみたいな役で、もう少し強い方がいいと思う。