2009/09/16(水) pnamazuの携帯電話モード

PCにNamazu for Windowsを入れたら動かない。原因はMicrosoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラムらしい。更新プログラムを入れたら、すんなり動いた。これが分かるまでに、Perlのバージョンが悪いのかとインストール、アンインストールを繰り返し、すっかりはまった。

作ったのは携帯電話用の検索ページ。サーバーにNamazuがインストールできない環境なので、PCでインデックスを作成し、検索クライアントにはpnamazuを使った。検索対象ファイルはPHP。mknmzrcにPHP用の設定を行えばインデックスは作成できるが、要約の中にタグが入ってくるので、結局、余計なタグを削除し、拡張子を.HTMLに変換して、タイトルタグのみ挿入した。こうすると、検索結果のリンクにファイル名ではなく、タイトル名が表示される。

久しぶりに使ったけれど、pnamazuには本家Namazuにはない携帯電話モードがあって、すごく便利だ。要約を短くするほか、著者や日付を表示しないなど携帯用に表示が軽量化されている。余計な設定は必要なく、NMZ.phoneとNMZ.result.phoneをインデックスの中に入れておくだけで動作する。これは本家Namazuにも取り入れて欲しい仕様だな。pnamazuは2006年以来、バージョンアップがないけれども、需要は多いのではないかと思う。

2009/09/11(金)「ちゃんと伝える」

 「史郎君、君が癌だ」。主人公の北史郎(AKIRA)は癌の父親(奥田瑛二)が入院した病院の医師からそう告知される。父親より重く、父親より先に死ぬかもしれない。予告編でも流れたこの場面からどう展開するかという部分に興味があった。

 タイトルの「ちゃんと伝える」が出てくるまでに20分以上あるこの映画、タイトル前の部分で既に主人公は自分が癌であることを知っていることが後で分かる。園子音監督は時間を前後させて、物語を語っていく。しかし、どうも今ひとつ、主人公の切実さがちゃんと伝わってこないきらいがある。父親と息子の話の深め方が足りないと思う。描写の仕方に破綻はないが、印象としては平板なものがつきまとい、フツーの映画というややネガティブな結論になってしまう。

 主人公は父親が元気になったら2人で釣りに行くことを約束する。それは結局、かなえられない。そこで主人公が行う奇異な行動は父親との約束を果たすためではなく、恐らく自分のため、父親との思い出を何か形にして残しておきたかったためだろう。サッカー部のコーチで厳しかった父親と主人公はこれまで必ずしも仲の良い親子とは言えなかった。それを取り戻すかのように主人公は入院した父親のもとに毎日通うようになる。一緒に釣りに行くことは父親の希望であると同時に主人公の強い希望でもある。自分が癌にかかったことが分かった後ではなおさらだ。

 というようなことは分かるのだけれど、やや説得力を欠く。恋人(伊藤歩)とのエピソードを抑え、父と息子に限った方が話の深みは出たのではないかと思う。出演者たちは悪くない。脚本の段階で、さらに一工夫欲しいところだった。

2009/09/02(水) ココログのScribeFire設定の方法

どうしても分からないとTwitterに書いたが、分かったのでメモ。

設定ウィザードの最初に出る「ブログのURL」にココログのログインURLであるhttp://www.cocolog-nifty.com/login/を入力。すると、「ブログの設定を検出できませんでした」と出る。そこで「手動で設定する」を選択(この画面の出し方が分からなかったのだ)。

「使用しているブログサービスを選択してください」でMovable Typeを選び、APIはXML-RPC を利用してデスクトップクライアントからココログに投稿することはできる? を参考にして設定する。ベーシック・プラス・プロの場合はhttps://app.cocolog-nifty.com/t/api。アカウントとパスワードを入力して設定終了。分かってみれば、簡単だった。

ScribeFireは動作が軽いのが一番の利点だな。Windows Live Writerもxfyブログエディタも重すぎる。ブログエディタはこれがベストだと思う。