2021/02/19(金)ようやく常時SSL化

 Firefoxでアクセスすると、危険なページと警告されるようになって、ようやくSSL対応を考えることにした。さくらのレンタルサーバーでは以前から無料SSLが使える。サイトをHTMLで作っていた頃にもやってみたことがあったが、画像のリンクなどで不具合があり、やめた。今はその頃とは違ってCMSを使っているし、利用できる無料SSLもLet's Encryptに変わっている。コントロールパネルから導入したら、簡単にできた。

 ただし、いくつか不具合は出た。他サイトのRSSを読みに行くようなPHPの古いスクリプトは動かなくなった。httpでアクセスしてもhttpsにリダイレクトするように.htaccessを書き換えたが、スクリプト関係ではいちいちhttpsに書き換えなくてはいけないものもあった。まだ動かないスクリプトがあるが、とりあえず大きな問題はない(いくつかあったが、解消した)。

 今年1月現在で常時SSL化している上場企業の割合は82.6%とのこと(フィードテイラー 常時SSL化調査レポート)。さすがに上場企業は導入が進んでいる。GoogleがSSL化しているサイトの検索結果を優先したり、ブラウザに警告表示が出たりすると、やっぱり気になるのでしょう。宮崎県関係では宮崎銀行は上場企業だが、ネットバンキングのページはSSL化しているものの、トップページを含め、他のページはSSL化されていない。九州の地銀で常時SSL化していないのは、ほかに十八親和銀行(長崎)と北九州銀行(福岡)の計3行だった。

 僕がよく利用するサイトではKINENOTEが常時SSLではない。設定ページはSSL化してある。

2021/02/18(木)UQ mobileに乗り換え

 auからUQ mobileに乗り換えた。当初はauの新プランpovoに切り替えることを考えたが、20GBもデータを使わない。今は毎月、1GB以下しか使っていないのだ。UQ mobileの「くりこしプラン」は3GBで1480円(税込み1628円)。通話料は毎月、200円~300円なので2000円でお釣りが来る計算だ。

 11日にauに電話してMNP予約番号をもらおうとしたら、そこでUQ mobileへの申し込みまでできてしまった。さすが経営を統合しただけのことはある。ただし、この電話でメールアドレスを間違って伝えてしまい、翌日、電話し直すことになった。電話でアドレス伝えるのは間違いの元なので、予約番号だけもらってサイトから申し込んだ方がいいかも。

 SIMカードは今日届いた。申し込み電話からちょうど1週間。今使っているスマホはシャープのAquos R2で、SIMロック解除は不要。SIMを差し替えれば使える。さっそく入れ替え、APN設定をしたが、ネットにつながらない。説明書読んだら、APN設定の前に回線切り替えを行わなくてはならないのだった。パソコンでmy UQ mobileにログインし、手続きした。スマホでも可能だが、回線切り替え前のSIMを使っての手続きはできないので、WiFi接続が必要。自宅にネット環境がない人はコンビニやショッピングモールなどに行ってWiFiにつなぐ必要がありますね。30分ほどでつながるようになるとのことだが、20分ほどだったか。

 スマホにはauメールや+メッセージなどauでしか使えないアプリが入っている。キャリアメールは使わず、Gmailに一本化した。SMSはGoogleのメッセージアプリを使うことにした。Facebookなど2段階認証にSMSを使うサイトがあるので、これは必要。ま、Facebookのメッセージアプリでもいいんですけどね。
UQ mobileのアプリ

 UQ mobileのメリットは余ったデータ量を翌月に繰り越せることと、節約モードが使えることだ。3GBプランの場合はアプリで節約モードに設定すると、300kbpsでつながる。この分はデータ消費にカウントされない。300kbpsは動画を見るには苦しいが、メールの受信やRadikoでラジオを聴くには十分。Radikoのデータは64kbpsなのだそうだ。僕の使い方だと、WiFiにつないでいる自宅はもちろん、外出先でもほぼ節約モードだけでやっていける。

 僕がインターネットを始めた20年以上前、モデムの速度は33.6kbpsとか56kbpsだった。ISDNの128kbpsになって「すごく速い」と思ったものだ。ISDNは速いのではなくて、速度が安定していた。33.6とか56kbpsはあくまでベストエフォートで実際にはずっと遅かったように思う。というようなネット時代初期を考えれば、300kbpsはかなり速いのだ。

 auの頃は自宅でも部屋を移動するとWiFiが途切れることがあるらしく、データ消費量がゼロになった日はなかった。節約モードに設定しておくとゼロになりそうだ。今月は月末まであと10日しかないから、来月に2GB以上繰り越せるだろう。3GBプランの場合、繰り越せるデータ量も最大3GBなので、2カ月後には6GBが使えるようになっているはず。

 Y!モバイルとどちらにするか迷ったが、節約モードとデータ繰り越し可能なプランであることでUQ mobileの方が自分にはメリットが大きいと思える。

2021/01/17(日)前後2カメラのドラレコ設置

 スバルのレヴォーグが納車された。昨年9月初めの契約から4カ月余り。一時は年末に納車できるかもと言われたが、結局、当初の予定通りの時期となった。年末年始を挟むとこうなりますね。

 昨年12月に試乗した時は時間が短かったこともあって気づかなかったが、CVTのいわゆるラバーバンドフィール(エンジンの回転数の上昇と加速にタイムラグがあること)はやはり感じる。スバルのリニアトロニックはチェーンを使っているそうだが、このフィールを完全になくすのは難しいようだ。もっとも、前に乗っていたゴルフ7のDSGはカックン加速というか、意図しない急加速をすることがあった。DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が必ずしも良いとは言えず、近年は多段化が進んだことによってトルコンATが見直されているそうだ。スバルも8段ATが欲しいところだが、今後、電動化が進むことを考えると、ガソリン車のトランスミッションの開発はしないだろう。

 新車になったのでドライブレコーダーを前後2カメラのものに変えた。再生ソフトが気に入っていたので今回もJVCケンウッド製にした。機種はDRV-MR450。価格.comによると、2万円前後だ。ホームセンターで配線止め(ケーブルクリップ)を買って取り付けたが、なぜか後ろのカメラを認識しない。差し込み方が悪いのかと思い、差し直して電源を入れ直したがダメ。しばらく悩んだ後、説明書を読んだら、前後の配線が逆だった。前後のカメラをつなぐケーブルは先端がL字型とストレート型になっていて、L字型を前のカメラにつながなくてはいけないのだった。つなぎ直したらすぐに認識した。

 このケーブル、長さが8メートルもあって、かなり余った。レヴォーグはワゴンといっても前後カメラの間は直線で3メートルもない。ケーブルは天井近くからフロアマットの下を通してフロントガラスの上の方まで配線できる長さが必要だが、8メートルもいらない。7メートルでも余裕がありそうだ。軽自動車の場合はもっと短くて良いだろう。ただ、リアウィンドウの開き方は一般的な跳ね上げ式のほか、横開きのタイプもある。ケーブルの長さには余裕を持たせないとまずいのだろう。

 レヴォーグの、というか、スバルのアイサイト装着車はフロントガラスのアイサイトカメラの近くには何も貼ってはいけない。だからドラレコのカメラも「フロントウィンドウのはしの方」に設置した。中央に設置した場合に比べて動画の画角が少し歪むが、まあ仕方ないでしょう。

 ケーブルクリップはリアウィンドウの開閉でケーブルが動くので、クリップ部分が固定型ではなく、丸くて隙間に余裕があるタイプの方が良いですね。

2020/12/07(月)新型レヴォーグのインパネは…

 北海道テレビ放送(HTB)の「水曜どうでしょう」を見ていて「あれっ」と思った。ヨーロッパで大泉洋ら4人が乗る車のインパネが新型レヴォーグのものに似ているのだ。ディスプレイの両側に縦型のエアコン吹き出し口があるデザインが共通している。録画ファイルを巻き戻して車種を確かめてみたら、ボルボV90だった(V60のインパネも同じデザインだ)。同じワゴンで安全性重視のメーカーの車なのでスバルのデザイン担当者が参考にしたのかもしれない。

 その新型レヴォーグの購入契約をしたのは9月初旬。まだ試乗車も何もない頃だったが、次のクルマを検討していた8月下旬にYouTubeや自動車雑誌のサイトで「レヴォーグ祭り」ともいわれた絶賛評の嵐が吹き荒れるのを見て購入を決めた。グレードはアイサイトX付きのGT-H EX。僕は高速ではACCをセットして巡航するだけという運転の仕方なので、スポーツやコンフォートなどモード変更機能がある電制ダンパー付きのSTIスポーツは不要と判断した。

 それから3カ月。ようやく今日、試乗してきた。試乗車にアイサイトXは付いていなかったが、同じGT-Hなので乗り心地は同じだろう。車幅は今乗っているゴルフ7とほぼ同じ(5ミリ小さい)で、違和感はない。発進も加速もスムーズ。CVTは車好きには何かと評判が良くないが、レヴォーグの場合は悪くなかった。何度もリコールしたゴルフ7のDSGより良いのではないか。

 GT-HはダンパーがKYB製だが、ゴルフ7に比べて乗り心地は同等以上と思える。ロードノイズも気にならない。シートはゴルフ7よりホールド感があり、座り心地も良かった。荷室のサブトランクはYouTubeなどで見るより実物は相当大きく感じる。先行車発進お知らせのアナウンス(信号待ちで先行車が発進して4メートル以上離れても自車が発進しない場合にブザーか音声で知らせる)がうるさく感じたが、これはOFFにできる。総じて好印象を持った。いや、今さら悪い印象を持っても、どうしようもないんですがね。

 納車は28日ごろとのこと。ここまで待たされると、もう年明けでも良いかと思う。

 で、午後5時からYouTubeで「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会を見ていた。たぶん時間を持たせるためだろうが、自動車ジャーナリストなど60人の選考委員の投票内容を1人ずつ動画で発表するというスタイル。さっさと結果を発表した方がスマートだが、経過が分かるのは選挙速報みたいでそれなりに面白い。予想通りレヴォーグとヤリス3兄弟の一騎打ちの様相で始まり、徐々にレヴォーグが点差を広げた。大賞は見事、レヴォーグへ(点数は437点)。意外にもフィットが得票を伸ばし、終わってみれば、ヤリスを抜いて2位に食い込んだ(フィット320点、ヤリス300点)。4位のプジョー208/e208はインポートカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。これも意外だった。

 ライブ配信を見ていたのは3000人ぐらい。カー・オブ・ザ・イヤーって自動車マニア以外にはあまりアピールしないのか。

2020/09/21(月)「怪獣映画の夜明け」

 Hulu上で開催の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020」で上映された1本。映画「ゴジラ」誕生の過程と意義を中心にゴジラ映画の変遷を関係者のインタビューを通じて探る。監督はスペインのジョナサン・ベレス。上映時間51分。

 ゴジラ映画のドキュメンタリーとして特に優れているわけではないが、入門編としてはまずまずだし、関係者の多くにインタビューしていることに好感が持てる。登場するのは宝田明、中島春雄(ゴジラ第1作のスーツアクター、2017年死去)、薩摩剣八郎(1984年版「ゴジラ」以降のスーツアクター)、監督の大森一樹、金子修介、手塚昌明、特技監督の川北紘一(2014年死去)などなど。俳優の小泉博(2015年死去)、久保明の姿が見られたのは懐かしかった。既に亡くなっている3人の死去した年を見ると、数年がかりでインタビューしたのだろう。この3人に対する献辞が最後に出る。

 IMDbのデータThe Dawn of Kaiju Eiga (2019)によると、日本で2019年4月2日公開とある。セルバンテス文化センター(インスティトゥト・セルバンテス東京)が特別試写会を行ったらしい。IMDbの採点は8人が投稿して8.6。これは高すぎる。僕は7点を投稿した。

 さて、Huluで初開催の「ゆうばりファンタ」の評価はどうなのだろう。普通の映画祭同様にタイムテーブルに沿って上映(配信)されているのだが、Huluのような配信サービスの特性を生かすなら、上映時間を定めずに期間中何度も見られるようにした方が良かったのではないか。その方がより多くの視聴者の目に届くだろう。せっかくの試みなのにもったいないと思う。