2013/05/06(月)「人狼村 史上最悪の田舎」

 2011年のスペイン映画だが、60年代のハマー・プロの作品を思わせる作り。シチェス映画祭作品賞ノミネートだそうだ。シチェスならでは。本筋に入るまで30分ほどかかるのが難だが、それからのブラックなユーモアがいい。主人公が指2本を失う展開が笑えた。

 今時珍しい着ぐるみの狼男も慣れてくれば、気にならない。出だしはムムムと思ったが、結局、好感をもって見終えることができた。脚本もそれなりに工夫している。