2003/11/02(日)「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」

 3Dの長編映画を見たのは「ジョーズ3D」(1983年)以来だから20年ぶり。ストーリーは何ということはない映画で、3Dだけが取り柄なのだが、これもあまり立体に見えないのがつらい。ディズニーシーで見た「アラジン」の3Dの方がよほど立体的に見えた。目の前に見える物体に手を伸ばしてみたくなるほどだったが、これは普通の3Dアニメよりは少しは立体的かというぐらいのレベル。

 赤と青の色がついた眼鏡(「ジョーズ3D」は偏光眼鏡だった)は長時間かけていると、疲れてくる(だから途中からかけさせて、途中でやめさせたり、そのあたりは工夫してある。それでもかけている時間は1時間ぐらいあったはず)。赤の方が少し暗く感じたのは僕の目が悪いせいか?

 監督、脚本、製作、デジタル編集、音楽、プロダクション・デザイナー、編集までロバート・ロドリゲスがやっている。完璧に子供向けなので、つまらなくても怒らない。子供と一緒に戦隊ものを見に行くぐらいの覚悟で見る必要はある。