2008/05/21(水) RSSに本文を含めない
そういう設定にした。Googleが収集するフィードは元のファイルが更新されても更新されない。最初に書かれた、というか、Googleが収集した時点でのフィードがずっと表示されてしまうからだ。間違いを書いたのに気づいて本文を修正しても、Googleリーダーで表示されるフィードの方には反映されない。だからフィードに含めるのは要約(description)だけにしておいた方がいいのではないか。この日記のフィードの要約には先頭から250文字程度が含まれるから、要約の中でも間違いはありうるんですがね。
逆にこの更新されないというのを使って、ネットでアリバイが証明できないかということをふと考えた。1人で自宅にいて何かの事件の犯人と疑われた場合、ネットへの書き込み時間がアリバイにならないか。自分の日記だったら、自分で書き込み時間を操作することはできるだろうが、第三者のGoogleのキャッシュは操作しようがない。「その事件があった時、私は自宅にいて日記を書いてました。証拠はGoogleがキャッシュしたフィードの時間を見てください」と現場不在証明ができる。この日記は携帯メールでも更新できるが、メールを出したかどうかは携帯電話会社を調べれば分かるだろう。と思ったが、Googleが表示しているのはフィードの更新時間ではなく、収集した時間らしい。しかも1日以上前になると、時間は表示されない。というわけで、ダメ。
Googleのキャッシュは一般ページでも問題になることがあるが、フィードの場合、問題が大きいのはキャッシュを過去にさかのぼれるからだ。一般ページのキャッシュは単一のページでリンクをクリックすると、キャッシュではないページに移動する。フィードの場合はキャッシュの中をずっと読んでいくことができる。Googleリーダー利用者にとっての便利が、サイト公開者にとっての便利とは限らない。Googleがキャッシュした過去のフィードを表示するのは便利な半面、都合の悪いこともあるだろう。