2016/01/16(土)WordPressのAdSenseプラグイン

 この日記をいろいろカスタマイズしていたら、ほぼ放置状態の読書日記Reading Diary, Maybe(WordPress使用)の方も手を入れたくなった。で、久しぶりにモバイル用の表示を見てびっくり。ページの3カ所にGoogle AdSenseの広告が表示されていたのだ。モバイル用の広告は設定した覚えがなかった。というか、モバイル表示の中にAdSense枠を入れるためにどこをいじればいいのか、設定方法を知らない。AdSenseの枠はPCページのサイドバーに1個置いてただけだったはず。プラグインも入れてないし…。

 などと思いながら、AdSenseのページを読んだら、ブラウザに広告ブロックソフトを入れていると、ダッシュボードのAdSenseプラグインも表示されない、と書いてあった。

 Firefoxの広告ブロックアドオン(使っているのはuBlock)をオフにしたら、プラグインが現れた。モバイル広告の自動最適化もオンにしてあった。うーん、いつ入れたんだろう? ま、それはいいのだが、Googleにとってモバイル広告の自動最適化とは文頭と文中と最後に広告を配置することなのか。文中の広告はちょっとうるさく感じるんだけど。

 いくらAdSenseを設定してもサイトの更新頻度が少ないと、アクセス数は伸びず、広告収入を得るのは難しい。支払い額の最低が月8000円というのは一般のブログにとって、けっこうなハードルの高さだ。その点、amazonアソシエイトはギフト券での支払いなら最低500円だし、制約額に応じて支払われるのでアクセスが少ないページでも収入の機会はある。実際、僕はAdSenseからお金をもらったことは一度もない(だいたい、支払い方法の設定すらしていなかった)が、amazonからは数回ギフト券をもらった。

AdSenseプラグインを実行すると、こうなる。

 それにしてもAdSenseプラグイン、かなり優秀だ。PCの場合、ページを分析してどこに広告を置けばいいか、指示してくれる。画像の赤いマークがそれで、これをクリックすると、緑色の部分のように広告挿入イメージが表示される。しかもトップページ、単一記事ページ、固定ページのそれぞれに指定ができる。普通はAdSenseのコードを貼り付ける作業が必要だが、それをGUIでできるのがすごい。大したものだ。さすがGoogle純正品だ。

 CMSのシェアトップを誇るWordPressはブログだけでなく、一般サイトにもかなり採用されている。だからGoogle自らプラグインを用意しているのだろう。こんなに楽にAdSenseが導入できるのなら、利用している人が多いのも分かる。

2016/01/15(金)アカデミー賞候補作の中で気になる1本

 アカデミー賞のノミネート作品が昨日、発表された。作品賞の候補は昨年より1本少ない8本。Metacriticのメタスコアを上から並べると、以下のようになる。

「スポットライト 世紀のスクープ」93点
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」89点
「ブルックリン」87点
「ルーム」86点
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」81点
「ブリッジ・オブ・スパイ」81点
「オデッセイ」80点
「レヴェナント:蘇りし者」77点

 この点数で普通に考えれば、「スポットライト」が有力だが、一番低い「レヴェナント」がゴールデン・グローブ賞では映画のドラマ部門で作品賞だったので、どうなることか分からない。

 個人的に気になっているのは「マネー・ショート 華麗なる大逆転」(原題The Big Short)。コメディみたいな邦題が酷すぎるが、マイケル・ルイス「世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち (文春文庫)」(amazon)の映画化なのである。この傑作ノンフィクションについては3年前、読書日記の方に感想を書いた。サブプライムローンで浮かれている世間とは反対の立場に賭けたトレーダーたちの物語。アスペルガー症候群の天才的な投資家マイケル・バーリの孤独な姿に胸を打たれた。マイケル・ルイスは「マネー・ボール〔完全版〕 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)」(amazon)も良かったが、これも好きな作品だ。

 映画ではマイケル・バーリをクリスチャン・ベールが演じ、助演男優賞にノミネートされている。このほか、監督賞(アダム・マッケイ)、脚色賞(チャールズ・ランドルフ、アダム・マッケイ)、編集賞(ハンク・コーウィン)の計5部門で候補となった。

 出演者はベールのほかにスティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピットなど。監督のアダム・マッケイはこれまでの監督作ではコメディが多いが、今回もコメディタッチを取り入れているのだろうか。日本では3月公開とのこと。

2016/01/14(木)Rapportとスクリーンショット

 いつの頃からかFirefoxでスクリーンショットが撮れなくなった。アドオンは「はてなスクリーンショット拡張」を入れていた。これの不具合かと思い、Fireshotに入れ替えてみた。これで撮れるようになったが、しばらくすると、撮れたり撮れなかったりするようになった。おまけにWindowsアクセサリのSnipping Toolも新規作成ボタンを押すと、PCの画面全体がグレーアウトする。Firefoxを起動していない時や最小化している時には正常に動作するので、何らかのアドオンが影響しているらしい。

 原因はTrusteer Rapportだった。ネットバンキングなどを狙ったマルウェアの動作を阻止するソフトで、これには画面のスクリーンショットを撮らせない機能があるのだ。もっともこの機能、Print Screenボタンでは警告ダイアログは出るものの、撮れてしまうんですけどね。とりあえず原因は分かったので、Rapportはそのままにしておこう。

 不正送金やフィッシング詐欺を防止するPhishWallクライアントは久しぶりにサイトを見たら、Windows10のIE11だけには対応したのでインストールした。これも早くFirefoxに対応してほしい。

2016/01/13(水)日記タイトル変更

 日記をバージョンアップし、デザインも変更したのでタイトルを変えた。「映画プラス1」ってありそうなタイトルだが、検索してみると、なかったので採用。ただし、「+1[プラスワン]」(amazon)というアメリカ映画(見てみましたが、Z級映画です)や「+1 プラス ワン」(allcinema)という日本映画のシリーズがあって、「映画プラス1」で検索すると、そっちが出てくる。

 プラス1の元ネタはもちろん、ギャビン・ライアルの傑作冒険小説「深夜プラス1」ですが、個人的には「もっとも危険なゲーム」の方が好きです。「もっとも危険なゲーム」に関しては以前も書いたことがあったなと思って古い日記を検索してみたら、2003年1月28日の日記にあった。この日にライアルは死んだのだ。

 ライアルはこれを残しただけでも冒険小説への貢献度は大きいと思う。読んだのはもう20年以上前だが、「目の前に見えた。はっきりと見えた」というフレーズは今も覚えている。飛行機パイロットの主人公はある人物から大金を謝礼に与えるという言葉を聞いて、自分の新しい飛行機を持つ夢を一瞬見るのである。しかし、即座に断る。クライマックスのボウガンとライフルの対決は冒険小説史に語り継がれるべきものだと思う。

 ところがこの本、絶版のようだ。これはぜひ再版してほしい。「深夜プラス1」は絶版ではありません。

2016/01/11(月)リーダービュー

 Firefoxのリーダービュー機能はブログなどを読みやすく整形してくれて良いが、すべてのページで使えるわけではない。リーダービューアイコンが出てくるのはどうもプリント用のCSSを用意しているページのようだ。で、この日記もCSSに以下を追加したら、アイコンが出てくるようになった。

/*プリント用*/
@media print{
#main-first{width:100%;}
#sidebar{width:0%;display:none;}
#nav-header{display:none;}
nav.page-nav{display:none;}
.body-header{display:none;}
.body-footer{display:none;}
.article{box-shadow:none; border:0px;}
#footer{display:none;}
.comment{display:none;}
}

 サイドバーとフッターを消し、記事部のbox-shadowをオフにする設定。リーダービューが使えるのは個別の記事ページで、トップページでは使えない。今、この記事を表示したら、アイコンが出なかった。記事によって出たり出なかったりする。どういう基準なのだろう。

 Microsoft Edgeにも読み取りビューという機能があるが、まだ不安定で、表示しようとすると、何も表示されなかったり、クラッシュしたりする。Chromeにはこの機能まだない。

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