2014/09/06(土)「ホワイトハウス・ダウン」
これだけ見れば、そこそこの出来になっているが、先行作品のアイデアを引っ張ってくるだけでは情けない。定番の「ダイ・ハード」にロバート・アルドリッチ「合衆国最後の日」の風味を加えてみました、という感じの映画だ。
特に「ダイ・ハード」の細部まで真似ているのが気になる。テロリストに1人のヒーローが立ち向かうという設定は同じでも仕方がないが、細部のエピソードにはオリジナルがほしい(「エンド・オブ・ホワイトハウス」もそうだった)。脚本家はお手軽に考えず、本気でアイデアを絞り出してはどうか。