2002/09/13(金)「光と闇の伝説 コリン・マッケンジー」

 「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンがニュージーランドの伝説的な監督コリン・マッケンジーの生涯を明らかにする作品である。これは知っている人は知っている“ドキュメンタリー”。

 しかし、映画の中身を知っている人は不幸で、何も知らずに見た方が楽しめる。「あれ、これは」と思いますものね。たぶん、どっきりカメラのコメディアンが出てくるあたりで。どういう映画か知っていると、まあ、こんなものかと思うぐらいでした。「フリッカー、あるいは映画の魔」(T・ローザック)のような展開になると、もっと面白かったかもしれない。