2005/02/20(日)「CASSHERN」

 言いたいことは分かるが、言い方(描き方)がくどい。もう少し描き方に洗練が欲しいところ。といっても映画初監督の紀里谷和明には無理だったのだろう。

 最初の40分が死ぬほど退屈。アクション場面で少し面白くなって、後はまたひたすら退屈。セリフで説明している部分を映像で見せる工夫が必要。脚本はプロの脚本家に任せた方が良かったと思う。

 アクションで良かったのは元のアニメの動きを取り入れている部分だけ。この題材は上映時間も1時間30分ぐらいが限界でしょう。なのに2時間21分もある。無駄に長いのが自主製作映画のよう。