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2013年03月31日の記事

2013/03/31(日)SBIカードとSBIポイント

 現金に交換できるメリットにひかれて、昨年からSBIカードをメインのクレジットカードにしている。使い始めた頃に誤解していたのだが、これを使ってたまるポイントはSBIポイントではなく、サークルプラスポイント。SBIポイントはSBIポイントモールでのショッピングやSBI証券などSBIグループを利用することでたまるポイントを指す。例えば、SBI証券で投資信託を保有していると、投信マイレージサービスによって毎月一定の比率(月間平均保有額1000万円以下の場合、保有額の0.1%)でポイントがたまっていく。

 このサークルプラスポイントが2月28日からSBIポイントに交換できるようになった。今日初めて知った。交換比率は1対1。何ポイントからでも交換OKというのがいい。

 SBIカードはポイント還元率1%で、100円使えば1ポイントのサークルプラスポイントがたまる。5000ポイントたまれば、現金に交換できるが、有効期限が2年間のため、あまり使わない人は交換前に期限切れのポイントが出てくる恐れがある。これが一番のデメリットだった。SBIポイントに交換しておけば、そこからnanacoやSuicaなど他のポイントにも交換できるので期限切れを防ぐことができる。SBIカードを作ったら、SBIポイントの会員にもなっておいた方が有利ということになる。

 SBIポイントも現金交換できるのだが、交換レートが85%の割合になる(下に追記)。nanacoやSicaのポイントに交換すれば、100%の割合だからお得なのだ。交換ポイントは月末締めで翌月15日に反映されるとのこと。3000ポイント以上たまっているので3000ポイントをnanacoに交換しておいた。

 こういうポイントや電子マネーは全部共通化してくれると、苦労はないんですけどね。各社の利益が絡んでいるから難しいのでしょう。

 【追記】違った。SBIカードと住信SBIネット銀行の利用者に限り、100%での交換ができるようになった。つまり、サークルプラスポイントをSBIポイントに交換して現金交換ができるようになったということ。これでハードルは随分低くなった。12,000円に交換できる10,000ポイントも貯めやすくなった。同じグループなのだから、これが当然の措置だと思う。

 

2013/03/31(日)「ひまわりと子犬の7日間」

 実際に犬の殺処分の様子を見たことがあるが、炭酸ガスで殺される犬たちは容易にアウシュビッツを思い起こさせる。宮崎県内だけで年間4000頭の犬がそういう殺し方で処分されているのに、その中の一家族の母犬と子犬だけを助けることに何の意味があるのか。映画はそこにまったく触れていかない。問題意識の低さと甘さが露呈している。

 堺雅人の涙を見て、元の飼い主の涙を思い出すという犬の擬人化にも大いに疑問がある。新人監督がまじめに一生懸命に撮った映画だが、この程度の出来を褒めることは褒め殺しにつながりかねない。原作がどうあれ、脚本を徹底的に練り上げるべきだっただろう。話の膨らませ方が足りないのだ。1時間のテレビドラマですむような内容を映画にすることはない。平松恵美子監督、くれぐれも注意して2作目に取り組んでほしいと思う。