2011/04/23(土)Power DVD11
21日に発売された。DTCP-IP機能に対応したそうなので、バージョンアップ版を購入。DiXiM Digital TV Plusは持っているが、動作が少し遅く、ユーザーインターフェースも優れているとは言いがたい。Power DVD11は動作はきびきびしているけれど、見たところまでを記憶していないのが大きな弱点。どこまで再生したかを覚えているDiXiMとは違い、ローカルファイルもサーバー上のファイルも常に最初から再生してしまうのだ。これは僕のように空き時間に少し見るのを繰り返すようなユーザーには大きな不満となる。改善してほしいものだ。
今回の目玉機能はスマートフォンで操作できるアプリ。Deluxe版以上のユーザーは無料で使用できる。操作にはパソコンとスマートフォンが同じWiFiネットワーク内にあることが必要で、Power DVD11をリモコン操作できるほか、スマートフォン内の写真や動画をパソコンのPower DVD11で再生できる。ただし、IS03にインストールしてみたら、アプリの画面が全画面にならず、左側に偏って表示される。なんだこりゃ、というレベルの完成度。同じAndroidケータイでもメーカーの仕様は異なるからかもしれないが、もう少し考えて作って欲しいものだ。
というわけで、サイバーリンクのソフトで100%の満足は得られない、という昔からの法則(?)を再確認した次第。ま、DTCP-IP機能が付いたのは大きな進歩ではある。ブルーレイディスク再生とDLNAでの再生の2つのソフトを使い分ける必要はなくなったし、コストが安くなるのは良いことではある。